呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

月別: 2019年7月 (page 2 of 2)

【第1回「KURE防災かいぎ」ミーティング開催】

今日で西日本豪雨災害の発災から1年が経ちました。
去年の今ごろ、皆さんはどのように過ごされていたでしょうか。
 
これから、防災と減災をどうしていくのか、そして災害が起こったあとで何が起こるのか。その中で自分は何ができるのか。
 
皆で考え学び合う場として来年3月28日(土)に開催するイベント「KURE防災かいぎ」に向けて、昨日、はじめてのミーティングをしました。これから毎月開催していく予定です。 
 
ミーティングでは、自己紹介にはじまり「西日本豪雨災害での経験」と「防災かいぎでやりたいこと・知りたいこと」について参加者の方にお話いただきました。
  
普段から防災についての活動をしていたのに活かせなかったことが悔しかった、避難した人の少なさが悔しかった、という方。
自宅で土砂災害にあい、土砂の中を家族となんとか逃げたが自宅は全壊になり全て失ったという市職員の方。
川尻地区の住民で約1ヶ月の断水になり水も食料も一時本当になくなった、給水の少なさなど様々な問題を実感した、という学生さん。
避難せずに自宅にいて裏山の土砂が崩れてはじめて危険と感じ避難所に行ったという学生さん。
外国人の方をサポートする職場で災害の情報を届けられていないことに直面したという方。
 
それぞれの体験をじっくり伺いました。
 
そして、これからやりたいことについて。

・3Dハサードマップで危険を知らせて早期避難を促したい
・「避難」のハードルを下げる方法を考えたい
・子育てしている人、障害者の方の避難方法を知りたい
・子どもから「早く逃げる!」を浸透させたい  など

詳細については、板書の画像を投稿しております。
ぜひそちらをご確認ください。
 
皆さん、それぞれの経験から、今後のために様々に考え既に行動されていました。
  
様々なお話の中から、防災かいぎでの大きなテーマにつながりそうなキーワードもありました。
 
●とにかく早期避難!を実現するには?
●「避難」って何?(避難所だけが避難じゃない)
●情報が伝わらない人への伝え方(特に外国人、障害者の方)
 
防災かいぎは、中心になるテーマを設けつつも、基本的に参加者の方の「やりたいこと」でつくるイベントです。
個人にできること、団体にできること、自治体にできること。
それぞれにとっての「できること」を知って学び合う場にしたいと考えています。
 
元々、ミーティングは隔月の開催を予定していましたが、昨日、やはり「話す・聞く・知る」場の大切さを感じ、月一で開催していくことにしました。
次回は8月上旬の予定です。
日時はまたお知らせ致します。
 
また、ミーティングに来られない方についても、普段の協働センターで防災かいぎへのご意見を受付ておりますので、お問い合わせくださいね。
  
 
改めて、西日本豪雨災害の犠牲者の方のご冥福をお祈りするとともに、復旧、復興を願いつつ、自分たちにできることを考え、実行していくことを誓いたいと思います。
 
 
スタッフ 小野

【にじいろサロン開催しました】

6月28日(金)、くれ協働センターのフリースペースでにじいろサロンを開催しました。
今回は「海外に絵本を送るボランティア体験」というテーマのもと、19年間シャンティー国際ボランティア会の活動を個人でされている大江九巳子さんからお聞きしました。

なぜ大江さんがこのボランティアを始めたのか。また、なぜ食べ物ではなく絵本なのか。
食べ物を寄付することは出来るが、ずっと続けることは難しい・・・。でも食べ物の育て方を教えることで支援が終了した後でも、その国の人たちだけで生活していける。
そのためには知識が必要。しかしカンボジアには日本のように幼い時から絵本と触れ合う環境がまだ整っていない・・・。という話お聞きし、実際にカンボジアに絵本を送る作業を体験しました。

作業後はまちづくりやボランティアについて、また住んでいる地域の良いところなどを話していただきました。

今回参加された方々は、ボランティアにとても興味をっもっている方ばかりでした。
現在も手話や古切手のボランティアをしている方、絵本の読み聞かせのボランティアをしていた方、学生の時にカンボジアについて勉強したことで国際ボランティアに興味がある方。
みなさん、今後も自分にできるボランティアがあれば参加したいと言われていました。

次回のにじいろサロンは10月開催予定です。

また毎月第3金曜日にはひろ協働センターで「にじいろカフェ」を開催しています。
「にじいろカフェ」ではコーヒーを飲みながら
ゆっくりと地域のことやボランティアについて気になっていること何でもお話しましょう。
話をすることで何かヒントが見つかるかも。

ぜひご参加くださいね。

スタッフ 佐々木

【企画展示『西日本豪雨災害とこれからの防災』:くれ協働センター】  

平成30年西日本豪雨災害からまもなく1年。
今年も梅雨に入り不安定な気候が続いていますね。
 
今、やらなければいけない備えについて改めて考え行動するためのきっかけづくりとして、今日から8月末まで、センターで企画展『西日本豪雨災害とこれからの防災』を開催します。
 
その中で、2人の写真家の方の写真を展示します。

災害直後の呉の被災地をまわり、災害現場のドローンによる空撮、被災した方や現地で活動する方を撮影した「いしだカメラ店」の 石田 伸二 (Shinzi Ishida) さんによる『過去と未来の写真展』。
 
自身が呉・江田島でのボランティアに参加しながら、ボランティアの方々の表情を撮影した 汰木 志保 (Shiho Yuruki) さんによる、ミニ『ボラ写展』。
 

お2人とも、プロボノ(専門家が職業上持っている知識やスキルを無償提供して社会貢献すること)での取り組みで各地の撮影をされた方々です。
 
石田さんは写真を資料として行政に提供し、汰木さんは様々な防災に関わるイベントへ赴き被災地とボランティアの様子を伝える活動をしています。
 
災害時、自分の身を守る方法を考えること。
災害時、自分にできること。
 
改めて考える場していただけたらと思っています。
 
ぜひ、ご覧ください。

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『西日本豪雨災害とこれからの防災』
 
「いしだカメラ店」による被災直後の呉の様子の映像や写真、「ボラ写PROJECT」による復興作業をされるボランティアの写真を展示。
合わせて、ハザードマップ・ハンドブック・書籍など防災に関する資料も展示します。皆さんぜひご覧ください!
 
撮 影:いしだカメラ店(呉中通)・ボラ写PROJECT
期 間:7月2日(火)〜8月末まで
場 所:くれ協働センター フリースペース(呉市役所1階)
  
* * * * *
 
スタッフ 小野

【呉空襲の日】

今日は呉空襲の日。
昭和20年7月1日深夜、呉の中心市街地は大規模な空襲を受けました。

ひろ協働センター、くれ協働センターでは、空襲の様子を伝える紙芝居と絵本『ふうちゃんのそら』、また、漫画『この世界の片隅に』をご紹介するコーナーを設けています。

戦争と今の平和な暮らしを改めて考えたいですね。


スタッフ 小野

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