音戸町地域おこし協力隊
杉山優之助さん

着任した協力隊員。呉生まれですが、幼少期に引っ越し、広島市、廿日市、山口県など様々な土地で暮らしてきたそうです。ロードバイクと歴史が好きで、2022年9月、バイクで音戸に来た際にその風土と歴史に惹かれ、地域おこし協力隊に応募。
中学時代にロボコンで全国大会に出場し、商船に進学、その後、文系に変更して大学では言語文化を専攻にするなど、様々な経歴があり、近年ではEスポーツを得意としていることから、Eスポーツによる地域振興ができないか考えているそうです。

今年度、着任してすぐの5月末に6年ぶりの「音戸清盛祭」が開催されたことで、地域の方が地道に準備をする現場に立ち会ったそう。装束の準備や、装具の塗り直しなど。そうした作業で祭が守られていることを知ったそうです。

「まずは目の前の清盛祭にちゃんと関わることからでした。若い男性が必要ということで、馬印の役目もさせて貰いました。ですから、本格的に自分がやりたいことを地域に見つけるのはこれからです。ただ、やりたいことは既にいっぱいあります。レンタサイクル事業などもできたら良いと思いますし、Eスポーツで何かできないか、とか。音戸町以外の場所で、音戸の魅力を発信することができないかと、ラジオなどでの地域の広報にも興味があります」

お話を聞かせてもらったのは、音戸うずしお館の2階。杉山さんが好きな場所を指定してもらいました。

「いろんな船が通るんですよ。こんな間近で見ること、今まで無かった。航路マップのアプリでどこの国の船かも分かるんです。ここで船を見ているだけで楽しいんですよね。そうゆうことも、発信していけたらと思っています」
(6月取材)
スタッフ小野