協働センターでは、各地区の面白いまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動にうかがっています。

今回は桜咲き誇る中行われた、警固屋まちづくり協議会主催「警固屋さくら祭」を取材しました。今年で22回目を迎える地元の方々に愛される人気のイベントで、開催場所は桜も楽しめる、警固屋まちづくりセンターの駐車場です。

警固屋地区のまちづくりの理念は「誰もが安心して暮らし続けられるまちづくり」です。
その理念の通り、「警固屋さくら祭」は子どもからお年寄りまで、幅広い世代が集い、楽しむイベントとなっていて、地元の団体の出演をメインとしたステージが会場を盛り上げていました。

呉市消防団はしご隊によるはしご乗りは、子どもたちがドキドキしながらその様子を見守っていました。はしご乗りを披露することで、安全なまちづくりや防火・防災アピールを行っておられます。

会場では消防団による餅つきが行われ、威勢のいい声が響いていました。つきたての餅が振る舞われ、来場者は美味しそうに頬張っていました。

昨年度、警固屋小学校6年生が授業の中で、警固屋のまちについて自分たちにできることはないかと考え取り組んだ「警固屋の町を笑顔いっぱいにする」プロジェクトの中で生まれたキャラクターがいます。


その名を「けごっち」くんといい、展示で詳しく紹介してありました。
吉川英治文学碑記念祭が行われる5月3日に、警固屋マスコットである「けごっち」くんのスタンプラリーを行うそうでこちらのイベントも楽しみですね!

会場を歩いていると、「つなごう和 未来ボックス〜10年後の〇〇へ〜」というのが目に留まりました。10年前に警固屋さくら祭に来た人が、大切な人の10年後に向けてメッセージを残しているというものでした。
そこに書かれた大切な人というのは、家族、友達、地域の方と様々で、送れられたメッセージに心が温かくなるようで、素敵な企画だなと思いました。

協働センタースタッフ 岩崎