10月9日(日)にキッズボランティア「呉市で暮らす外国人とお話しをしよう」が開催されました。

呉市で暮らす外国人とお話しをすると聞くと、英語で?と思われるかもしれません。しかし、今回は英語でもそれ以外の外国語でもなく「やさしい日本語」でお話します。

やさしい日本語ってなに?

まずは呉市国際交流協会の竹下さんに呉市に住んでいる外国人がどの位いるのか?呉市に住んでいる外国人は何語を話しているのか?教えていただきました。

もし自分が全く言語がわからない外国に行ったら、どんな感じかを体験し外国人が日本で暮らすときに困っていることを教えていただきました。

その中の「ことばの壁」において、わかりやすい日本語で話すことで伝わることを知りました。

わかりやすい日本語とは普段私たちが使っている言葉を外国人にもわかりやすく工夫した簡単な日本語=「やさしい日本語」のことです。

「やさしい日本語」の作り方を教わり、呉市に住む外国人の方と実際にお話しをしてみました。

「お寿司のネタでは何が好きですか?」
「お寿司は好きです。ネタ???」
(あっ!!ネタってどうやって説明しよう?)

「私は鉄琴という楽器をしています」
「鉄琴って何ですか?わかりません」
(鉄琴ってどうやって説明しよう?あっ!スマホで画像を出してみよう!)

などなど、みんないろいろ考えながら、「やさしい日本語」を使ったり工夫をしながら楽しくお話をしました。

呉市で暮らしている外国人が困っていることに日本人の友達がいませんというのがありました。
「やさしい日本語」を使うことで、外国語が話せなくても友達になれます。
お友達になることなら、小学生、中学生のみなさんがすぐにでもできることではないでしょうか?

講師の竹下さんが「友達になったら、その国の人と戦争したいと思わないよね。」と言われていました。やさしい日本語(気持ち)が溢れた世界になればいいですね。