呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

日: 2019年1月24日

【西日本豪雨災害 被災直後の呉 写真展示:くれ協働センター】

先日の『KURE防災かいぎ』で展示した、呉市中通「いしだカメラ店」さん撮影の西日本豪雨災害 被災直後の呉の風景の写真と動画を、これから1ヶ月ほど、くれ協働センターに展示します。

防災かいぎでは、多くの方が展示ブースの前に立ち止まり、写真と動画を見つめられていました。

撮影した、いしだカメラ店の石田さんは「とにかく記録を残す」と考え、被災地を撮影されたそうです。

平成30年西日本豪雨災害から半年が過ぎました。
被害を受けた地域では現在も大変な状況が続いていますが、災害発生から時が経ち、記憶が薄れている方も多いのではないでしょうか。

 

これからの呉を考えるために、改めて、どんな災害だったのか見直してみませんか?
できる限りの備えをしていくために、呉市市民協働センターでは、くれ協働センターとひろ協働センターの2館で、災害に関わる展示をしていきます。

スタッフ 小野

【KURE防災かいぎ:呉工業高等専門学校 河村研究室】

呉高専インキュベーションワーク 3D マップ製作チーム の皆さんに、土石流被災地のドローン動画説明、3Dマップづくりのレーザーカッター実演、3Dマップを使った防災教育の実演をしていただきました。

平面地図上では土砂の流れ方などがわかりにくいのですが、3Dにすることでどのような箇所に土砂が流れやすいのかが大変わかりやすくなっています。

今回は、西日本豪雨災害で実際に被害があった安浦地区のマップと、ハザードマップを元に作られた、荘山田地区で土砂災害が起こった場合のマップが展示されました。

今後は他の地域の3Dマップも作成する予定とのことです。

当日の様子は呉工業高等学校のホームページでも紹介されています。
https://www.kure-nct.ac.jp/newdiary/2018/01/20.html…

改めて、自分の住んでいる場所のハザードマップをよく見直してみましょう

スタッフ 小野

【KURE防災かいぎ:川尻お尻愛プロジェクト&減災チームトイレの備え(現・トイレの自由)】

1月20日に開催した「KURE防災かいぎ」の内容をいくつかご紹介します。

 

昨年の西日本豪雨災害により、約1ヶ月もの間断水となった川尻地区。
高齢者の方や病気の方への給水作業を地域の方が中心となって行っていたのが「川尻お尻愛プロジェクト」さんです。

長引く断水の中で一番大変だったのは「トイレ」だったそう。
汲んでも汲んでも、トイレの水が足りない!終わらない!
そこに気づき、災害用携帯トイレを配布し、その使い方を伝える活動も同時にしたそうです。



その際、災害用携帯トイレを緊急で国などに手配できる仕組みを教えてくれたのが、中部地方を拠点に携帯トイレについての啓発活動をしている「チーム・トイレの自由」さんです。
今回の防災かいぎでは、携帯トイレの使い方のレクチャーのために、何と岐阜から来てくださいました!

お尻愛プロジェクトさんは災害後も、自身の体験から知った、断水になった時に本当に困ることと、トイレの大切さを様々なかたちで伝えています。


 


今後も、携帯トイレトレーニングなど、呉市内で広めて行きたいそうで、展示や体験コーナーの出動依頼、募集中だそうです!
ぜひ、これからの防災訓練に「断水」に関することも盛り込んでみてください。

防災かいぎの時の様子と一緒に、お尻愛プロジェクトさんの許可を得て、給水プロジェクトの紹介資料も投稿させてもらいました。
大変わかりやすく断水時のトイレの大切さが説明されているので、ぜひご覧ください。

スタッフ 小野