呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

日: 2019年1月31日

【KURE防災かいぎ:呉昭和自主防災連合協議会】

展示・またミニ講座で参加いただいた「呉昭和自主防災連合協議会(https://www.facebook.com/Kure.ShowaVDPUC/)」さん。

 

昭和地区での自主防災の取り組み、また昨年の西日本豪雨災害での実際の地域での動きとこれからへの備えについて、大変詳しく紹介いただきました。

協議会の方は今回の災害を受けて改めて「備え」の大切さを地域で広めていく大切さを感じたそうです。



災害後には、地域の学生と一緒に土砂の被害を受けた場所の見学に行くなど、実際に起こった災害から学び、備える取り組みを始められています。

広島県や呉市などが元々公開しているハザードマップなどと実際に災害が起こった場所を比較するなどのデータの活用や、災害現場に足を踏み入れての調査など、他の地域にとっても参考になるものが多かったのではないかと感じています。

今回の講義で使用された資料を一部画像でご紹介しております。
ぜひご覧になってみてくださいね。

また、昭和自主防災連合協議会さんは毎年防災のイベントを実施されており、この度の防災かいぎではその内容を参考にさせていただきました。

改めて、まずは自分が住んでいる地域から、自分の家族から、そして、自分自身を。
今日から「備える」きっかけにしていただけたらと思います。

スタッフ 小野

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会めぐり「第3地区まちづくり委員会」】

協働センターでは、各地区の面白いまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動にうかがっています。

 

今回は、2月3日(日)に本通り小学校で冬まつりを行うためのとんどの準備に参加しました。

冬まつりとは、とんど焼きを中心に、地域の大人と子どもが交流を図るイベントです。同時に、防災訓練や交通安全教室を行い、安全安心への取り組みも合わせて行っています。

とんどで使う竹は、高日神社よりも上の竹やぶから許可を得て取って来るそうです。今は第3地区まちづくり委員会会長手作りの台車がありますが、無い頃は竹を担いで運んでいたので大変だったそうです。

みなさんで声を掛け合い、力を加減しながら括り付けた紐を引っ張って芯竹と支柱を立てます。見事にピタッと芯竹が中心の穴にはまりました。会長さんによると、三角関数で計算しているそうです。

それから枠を10段くらい組んでいき、カイヅカイブキと稲を巻きつけていきます。枠内には多量の笹などを入れます。
慣れた手つきで作業される地域の皆さん。的確な判断やスムーズに準備ができるのは経験の賜物だろうなと思いました。

とんどは11mに及びます。隣にあるとんどは本通り小学校の6年生が作成されたそうです。
天気も良く、青い空にとんどが映えていました。

とんどの作り方を学ぶと共に、汗をかきながら活動することの楽しさを改めて感じました。

スタッフ 岩崎