【呉ポートピアパークでのピザ作り体験会:協働のまちづくりコーディネート】

別々の団体が一緒に取り組むことで、課題を解決するための調整をしていく「まちづくりコーディネート」。

現在、7月豪雨災害の影響で仮設住宅やみなし仮設住宅に住んでいる方の支援、主に聞き取りをしている「呉市地域支え合いセンター」と地域の市民活動団体や企業とをつなぎ、被災者の方々が抱える問題を解決していくためのコーディネートをしています。

先週、呉ポートピアパークで、呉のピザ屋「ナリポ」さんに協力いただき、天応地区の仮設住宅・またみなし仮設住宅の住民の方向けにピザ作り体験会を実施しました。

11月頃に支え合いセンターや仮設住宅の住民の方から上がってきたのが「仮設住宅の方の食事に栄養バランスの偏りがみられる」「コンビニ弁当に頼りがちになり自炊しない癖がついている方が多くみられる」という声。

これらを受けて支え合いセンターさんが考えた「栄養バランスの整った食事を、みんなで一緒に作って食べる」という企画実施をサポートしました。

元々、イベント出店を多くしていることで、自身で全ての設備を備えらえているナリポさん。
減塩生地でできた「ソルコンピッツァ」も独自に作られており、夏には炊き出しでもそのピザが喜ばれたとのことで、快くご協力いただきました。

減塩のピザ生地と、ナリポさんが選んだピザに合う野菜。
皆さん、野菜をたくさん乗せて、素敵なオリジナルピザを作られていました。


 

生地をのばす、トッピングを選ぶ、焦がさないように焼く。
それぞれの作業に、みなさんがワクワクされている様子に、こちらも楽しくなりました。
美味しさと一緒に“自分で料理をつくる楽しさ”も改めて感じていただける機会になったのではないかと思います。



会場となった 呉ポートピアパーク は、災害の影響で11月末まで長く休園していました。
仮設住宅が隣ということで、仮設住宅や天応地域の人たちによりよく使ってもらえるようにと、企業の支援を受けて再開に合わせて改修された「こども館」を、これからの復興のために活用していきたいそうです。

被災者の方々には、今後の生活再建に向けて、数え切れないほどの問題や、そこからくる不安があることと思います。
全てをすぐに解決することはできませんが、今後も、一つずつ丁寧に「できることを、できる人が協力し合える仕組みや関係を築く」ためのサポートをしていきます。

スタッフ 小野