呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

日: 2018年5月24日

【知っとった?「呉おこぜ」/くれ協働センター】

 

受付近くにこんなコーナーを設けています。

「呉のこんなコト、知っとった?」

自分たちが住んでいる地域の自慢、ちゃんと知っておこう!ということで、様々に情報発信をしています。

昨日から登場したのはこちら。
「呉おこぜ」のキャンペーンチラシ。

インパクトのあるポスターに惹かれて、担当の呉市農林水産課さんよりポスターとチラシをいただきました。
昨年の「呉のカキ、日本一!」もとても分かりやすかったのですが、今年のオコゼも可愛い♪

呉市は10年連続で牡蠣の生産量が全国1位!
オニオコゼも県内有数の生産地で、漁業者さんに夜稚魚の放流なども行っているそうです。

今週末から、呉市内の店舗さんとのキャンペーン企画もあるようです。
楽しみですね。

いつも当たり前のようのそこにある、呉の海。
改めて考えると、本当に豊かな場所なんですね。

牡蠣にオニオコゼ、それだけではなくもっともっと、呉の水産物は豊富です!

ちょっとだけ、調べてみてはいかがですか?

スタッフ 小野

 

呉おこぜフェアが開催されます! – 呉市ホームページ

「呉おこぜフェア」参加飲食店を募集します – 呉市ホームページ

【にじいろくれよんbookより〜その③】

今月発行した「にじいろくれよんbook」の内容を、
こちらのページでもお伝えしていきます。
地域への関わり方はいろいろです。
様々な呉の彩り方をみつけてくださいね!
 
* * * * *
 
地域ぐるみで子育てする人
 
是貞 聡志さん

  
 
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国支部 
〜できる人が、できることを〜
 
「もっとちゃんとした格好の方がよかったんじゃないん?」「いや、ええじゃろ」。高校生の息子のツッコミを、笑顔でさらりとかわす父親。何気ないやりとりに良い関係性が滲み出ます。
  
父親の子育てへの役割について啓発活動をしているNPO法人「ファザーリング・ジャパン中国」で活動している是貞聡志さん。
 
きっかけは、自分の子育てへの〝反省〟でした。
  
呉市職員として働く是貞さん。息子の伊吹くんが生まれた頃は、毎日仕事で帰りが遅く、子育ては奥さんに任せきり。しかし、伊吹君が1歳半になった頃「子育て支援課」へ配属に。
そこで、子育て中の多くの母親に触れて初めて、その大変さに気づきました。
 
「手遅れですよね。子どもはもう1歳半。日々大きく変化する大事な時期にいなかった。せっかく父親になったのに親としてやれることをやらないなんて、何てもったいないことをしたんだろう、と」
  
そんな思いの中で支援課を担当した6年間。
育児中の人の交流場「くれくれ・ば」や情報発信する団体「くれパステル」、託児システム「ファミリー・サポート・センター」の立ち上げに尽力します。
 
そして、課を離れ自分に立ち戻った時、全国組織のファザーリング・ジャパンが実施していた「子育てパパ力検定」に出会います。自分を試そうと軽い気持ちで登録したところ、思わぬ流れで広島開催の実行委員に。
その後、支部の立ち上げに関わり、今はイベント運営や講演をしながら、父親としてPTA活動に精力的に参加しています。

 
 
「できる人が、できることを、ね。楽しいです。妻には『大変な時に何もしなかった人が講演なんておかしい』と言われますけど(笑)」
  
最後に、伊吹くんに聞いてみました。
「お父さんをどう思いますか?」
 
「『すごいな』って。社会人になってあんな風になれたら、と」
 
そんな風に親を語れるって、素敵です。
 
きっと、楽しんで物事に取り組む姿を、普段から近くで見ているからですね。 

(2016年5月取材)

* * *

その後、是貞さんは2017年4月に10年ぶりに子育て支援課に。
「虐待や貧窮などの一筋縄ではいかない問題に課題が変化した」と感じているそう。

「根本的な問題は大人が子どもにかける時間を減らされていること。大人が一生懸命子どもに関わることを忘れないように、関われる環境づくりをしたい」

とのこと。楽しみです!

* * * * *

スタッフ 小野

 

NPO法人ファザーリング・ジャパン