呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

カテゴリー: ◆コーディネート事業

【協働のコーディネート:天応まちあるき】

協働のコーディネートとして、11月3日に開催されたNPO法人 ひろしまジン大学さんの天応でのまちあるき企画をサポートさせてもらいました。
呉市内で災害をテーマとしたまちあるきをしたいとのご相談があり、天応地区で災害また地域のコミュニティづくりに関わる方々をご紹介させてもらいました。

今回、まちあるきをしながらお話いただいたのは、災害時に災害ボランティアの地域でのサポートしながら「がんばろう天応」というfacebookページを立ち上げて天応地域のボランティア情報などを発信していた方と、呉市市民公益活動団体のつなごう@天応さん、復興に向けて地域の方と一緒に絵を描いているアーティストのこだまこずえさんです。

まちあるきでは、災害当時は土砂の仮置き場になっていた呉ポートピアパークや仮設住宅があった場所、避難所になった天応まちづくりセンター、校庭が土砂の被害を受けた旧天応中学校、被害が大きかった大屋大川沿いを地域の方のお話を聞きながら巡りました。

今回は、災害当時の様子を知っていただくために、訪問先である地域の方に協力をいただいてグーグルマップに当時の写真などを配置して、参加者の方々に共有してもらいました。当日のまちあるきでポイントにした箇所と地域の方からの天応のオススメの場所もポイントしています。是非参考にしてみてくださいね。

天応まちあるきmap
https://www.google.com/maps/d/u/0/edit… 

※協働のコーディネートは、様々な団体が協働して地域課題に取り組んだり解決するためのサポートをします。

スタッフ 小野

【プラチナ大学 呉「地域デビュー応援講座:協働のまちづくりコーディネート】

それぞれの団体の特徴や特技を生かし、つなげることで地域の課題を解決したり、より良い活動にしていくために、協働センターでは協働のコーディネートをしています。

昨年度から、広島県社会福祉協議会さん、また呉市地域協働課さんが主催している「プラチナ大学 地域デビュー応援講座」のコーディネートをしています。主に離職後の方たちが地域やボランティア活動にどう関わるかということを考える講座です。協働センターでは、関わり方を考えるきっかけになる団体の方へのお声がけと講座内容の検討を一緒にさせてもらいました。

全5回の講座では、活動について考えるワークショップが2回、その他の回は各団体さんの活動を実際に訪問して活動体験をしてもらいました。
今年度の訪問先は地域防災に取り組んでいる「呉昭和自主防災連絡協議会」さん、「大和ミュージアム ボランティアの会」さん、「広の庭づくりプロジェクトの会」さんでした。

どの団体さんにも共通していたのは、活動を楽しんでいるということ。
また、コロナ禍で皆が集まることが難しい中で、それぞれの活動は「居場所」になっていたと気づいたということでした。
今回、講座に参加した皆さんも、それぞれの団体の方が生き生きと活動されている様子に、ご自身が地域でやりたいこと、できることに気づかれたようでした😄

呉市の中には、地域への楽しい関わり方を見つけて活動されている方、団体さんがたくさんあります。何か地域への関わりが欲しい、ボランティア活動をしてみたい!という方は協働センターで随時相談をお受けしていますので、お立ち寄りくださいね。

スタッフ 小野(協働のコーディネート担当 )

【呉宮原高校 探求学習の時間:協働のまちづくりコーディネート】

それぞれの団体の特徴や特技を生かし、つなげることで地域の課題を解決したり、より良い活動にしていくために、協働センターでは協働のコーディネートをしています。

昨年度から呉宮原高校さんより相談をいただき、主体的な学習を地域の中から見つける「総合的な探求の時間」での訪問場所などについてコーディネートをしています。

1月には、1年生の皆さんがこれから2年間で探求したいことを発見するための準備段階として、呉宮原高校周辺の歴史を学ぶ建物として青山クラブ(旧下士官兵集会所)と桜松館、また商店街でのフィールドワークをするとのことで、建物見学に必要な手続きや案内役の調整をしました。

青山クラブについては、建物での見学会や周辺でのイベント「入船山夏祭り」を実施してきた有志の方、商店街については、3店舗の店主の方を学校に紹介し、案内役になっていただきました。

青山クラブと桜松館では案内役の方が、普段の活動の中で集められてきた昔の画像や、当時の様子を覚書したイラストで説明され、生徒の皆さんも聞き入っていました。

「いつも通っていた場所なのに知らなかった」「歴史を踏まえて使い方を提案してみたい」「吹奏楽に興味があるのでその視点で調べてみたい」と、様々な声が聞こえてきました。

商店街では、新しいお店と老舗、そして商店街周辺でイベント主催をしている方と、立場が違う方たちの話を聞いてもらいました。

今年度は呉商業高校さんからもご相談があり、講演会の講師として、呉市内で新たな働きかたをしている若手起業家の方を数人ご紹介させてもらいました。

学校と、地域。
これまで知らなかった方たちがつながることで、地域が少し楽しくなったり、物事がよりよく進むことがたくさんあると感じます。

協働のコーディネートは随時ご相談を受けていますので、気軽にご相談くださいね☺️

スタッフ 小野(協働のコーディネート 担当)

【協働のコーディネート:復興応援呉ご当地キャラ祭】


それぞれの団体の特徴や特技を生かし、つなげることで地域の課題を解決したり、より良い活動にしていくために、協働センターでは協働のコーディネートをしています。
 
10月10日、11日にオンラインで開催された「復興応援呉ご当地キャラ祭」では、呉の魅力をオンラインで全国に伝えていくための中継について、呉市内の観光施設、また地域の方との調整をさせていただきました。
 
地域の魅力を、主に地域おこし協力隊の方々が発信しています。
動画はアーカイブで見られるそうなので、ぜひご覧くださいね。
 
1日目
https://youtu.be/lW0qX5RB3dk

2日目
https://youtu.be/pkaD963Y8AQ
 
 
スタッフ 小野

【「地域デビュー応援講座」受講生募集中!:コーディネート】

呉市市民協働センターが公益活動団体の方をご紹介させていただいている講座です♪
「地域活動」は、自分がしたいこと、気になることから始められる、ということを知ってもらえる方々にお会いいただけると思います。
ぜひご参加ください😊
 
地域活動を始めるキッカケやヒントをつかんでいただく場として「地域デビュー応援講座(プラチナ大学)」。
 
今回のテーマは「地域活動デビューと迎え入れ方のススメ」です。
 
訪問先になっている団体さんと、一方通行の講義ではなく、一緒に学ぶ場です。
 
まだ若干名募集とのこと。
 
ぜひ、ご参加くださいね!

=================
  
■日時
1月11日(土曜日)・1月19日(日曜日)・2月1日(土曜日)・2月6日(木曜日)・2月11日(火曜日・祝日)の全5回連続講座

■講師
特定非営利活動法人 ひろしまNPOセンター 専務理事・事務局長 松原裕樹さん
[訪問先]
・広の庭づくりプロジェクトの会
・杭本自治会「なかよしひろば」
・大和ミュージアボランティアの会

■対象
地域デビューしたい方・迎えたい方
地域活動やボランティア活動に関心のある方
既に地域活動をされている方など。どなたでも!

■定員
30名(申込先着順)

■場所
くれ協働センター会議室(市役所1階)ほか
※現地集合解散あり
 
■参加費
無料
 
■申込
住所、氏名、年齢、電話番号を
電話、Faxまたはメールで呉市地域協働課へ
 

呉市役所 地域協働課
電話 : 0823-25-3284
Fax : 0823-25-3013
メール :tiiki@city.kure.lg.jp

【「安浦町防災リーダーネットワーク」発足会:協働のコーディネート】

先週の土曜に「安浦町防災リーダーネットワーク」の発足式がありました。
安浦町の防災リーダーの方たちが横のつながりを持ち、それぞれの知識や活動を共有しながら連携しよう!というネットワーク組織です。
地域の、ひとりの防災リーダーの方の声がけから生まれました。

協働センターは、まちづくりコーディネートで関わらせていただきました。

「呉市防災リーダー」は、平成25年から呉市消防局が主催している自主防災活動を促すための取り組みで、防災に関する市の研修を受けた人が認定される制度です。
https://www.city.kure.lg.jp/site/syoubou/leadernintei.html

今回のように、防災リーダーの方が地域内で横のつながりを持つための組織ができるのは、はじめてだそうです。

協働センターは今年4月に安浦町にお住まいの防災リーダーの方からご相談を受け、発足までの会議への参加や関係団体への声がけなどをさせていただきました。
相談いただいた方は安浦の中でも被害がひどかった下垣内地区の方で、土砂が流れる現場を間のあたりにし、地区で亡くなった方のこともご存知だったそうです。
そうした経験から、何とか「既にある防災リーダーを生かし地域で自主防災に取り組みたい」と、協働センターや呉市危機管理課、また他地域の自主防災組織の方に相談されました。
それがきっかけになり、安浦町のリーダーの方が集まり、発足までにも数回にわたり会議を開いてきました。

この日、席はエリアごとに分けられていて、自分の地区やお隣の地区のリーダーがわかるようになっていました。同じ地区内でも自分以外のリーダーが誰なのかははじめて知ったという人も。
こうして地域内でつながることができるだけでも、このネットワークの意味はあるのではないかと思います。

呉市危機管理課の職員の方からは、防災についての講義も。
消防局員の時に阪神淡路大震災があり、現場に行った経験なども織り交ぜながら防災についてとても具体的なお話が聞けました。

「災害は忘れる前にやってくる」

本当にその通りと思います。

今後はこうした勉強会や地区で合同での防災イベントを開くなどを検討していくそうです。
既に、他の地区の避難訓練を互いに見に行くなどの動きも生まれています。

こうして、誰かひとりが声がけしたことが大きな繋がりになっていくこともあります。
協働センターではそうした取り組みを応援していきたいと思います。

このネットワークが、日々の防災につながっていくと良いですね!


スタッフ 小野

【呉ポートピアパークでのピザ作り体験会:協働のまちづくりコーディネート】

別々の団体が一緒に取り組むことで、課題を解決するための調整をしていく「まちづくりコーディネート」。

現在、7月豪雨災害の影響で仮設住宅やみなし仮設住宅に住んでいる方の支援、主に聞き取りをしている「呉市地域支え合いセンター」と地域の市民活動団体や企業とをつなぎ、被災者の方々が抱える問題を解決していくためのコーディネートをしています。

先週、呉ポートピアパークで、呉のピザ屋「ナリポ」さんに協力いただき、天応地区の仮設住宅・またみなし仮設住宅の住民の方向けにピザ作り体験会を実施しました。

11月頃に支え合いセンターや仮設住宅の住民の方から上がってきたのが「仮設住宅の方の食事に栄養バランスの偏りがみられる」「コンビニ弁当に頼りがちになり自炊しない癖がついている方が多くみられる」という声。

これらを受けて支え合いセンターさんが考えた「栄養バランスの整った食事を、みんなで一緒に作って食べる」という企画実施をサポートしました。

元々、イベント出店を多くしていることで、自身で全ての設備を備えらえているナリポさん。
減塩生地でできた「ソルコンピッツァ」も独自に作られており、夏には炊き出しでもそのピザが喜ばれたとのことで、快くご協力いただきました。

減塩のピザ生地と、ナリポさんが選んだピザに合う野菜。
皆さん、野菜をたくさん乗せて、素敵なオリジナルピザを作られていました。


 

生地をのばす、トッピングを選ぶ、焦がさないように焼く。
それぞれの作業に、みなさんがワクワクされている様子に、こちらも楽しくなりました。
美味しさと一緒に“自分で料理をつくる楽しさ”も改めて感じていただける機会になったのではないかと思います。



会場となった 呉ポートピアパーク は、災害の影響で11月末まで長く休園していました。
仮設住宅が隣ということで、仮設住宅や天応地域の人たちによりよく使ってもらえるようにと、企業の支援を受けて再開に合わせて改修された「こども館」を、これからの復興のために活用していきたいそうです。

被災者の方々には、今後の生活再建に向けて、数え切れないほどの問題や、そこからくる不安があることと思います。
全てをすぐに解決することはできませんが、今後も、一つずつ丁寧に「できることを、できる人が協力し合える仕組みや関係を築く」ためのサポートをしていきます。

スタッフ 小野