呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

カテゴリー: ◆自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り (page 1 of 5)

【ひろ協働センターからのお知らせ】

ひろ協働センターのキッズスペースを再開しました。印刷作業の時や話し合いなどをされる時、近くで子どもさんを遊ばせながら作業ができます。

ひろセンターはスペースが広いので、子どもたちが少しぐらい騒いでも大丈夫です。ぜひご活用くださいね。

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:警固屋まちづくり協議会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。今回は「警固屋まちづくり協議会」を取材。警固屋市民センターにてお話を伺いました。写真は警固屋まちづくり協議会の取り組みである「警固屋さくら祭」と「サマーフェスタ」の様子で、ご提供いただきました。

●警固屋地区ってどんなところ?警固屋地区は呉市の南方に位置し、休山を背に、瀬戸内海や音戸の瀬戸、音戸大橋や第二音戸大橋が一望できる美しい自然環境に恵まれた気候の温暖な住みよい町です。昭和3年の合併により、警固屋地区は呉市の一部となりました。その後、鍋地域には海軍工廠の南に位置する交通拠点や商業拠点が形成されました。海軍工廠で働く人々が多く居住し、賑やかに発展してきました。古くから住む方が多いので人と人との関係性が濃密であり、良好です。また、地域の学校行事に積極的に参画するなど学校と連携し、一体感を持ってまちづくりを進めています。

●警固屋地区の良いところ警固屋まちづくり協議会の松田会長は「警固屋地区はまとまりがあり、地域が一体となって行事に協力するなど結束力が強いです。宇佐神社の秋季例大祭を行う時期は町が祭り一色となり、地元への愛着を育む連帯感の深まりを感じます。地区内の宇佐神社の関係者たちが、神社の歴史や地域に伝わる祭り文化を子どもに継承する取り組みをしています。」とお話しされました。また、子どもたちと地域住民の交流促進を図ることを目的に、警固屋小学校の1年生に「農業体験交流事業」を行っています。農作業体験や収穫体験を行い、地産地消や食育について学ぶ機会を設けています。

●警固屋まちづくり協議会の特色行事を通じて住民の方々に参加してもらうことでコミュニティーを高めながら、地域活性化に資する様々な行事を行っています。音戸の瀬戸公園内にある吉川英治文学碑を文化的・観光的資源として再認識すると共に、知名度の向上を図るため献花等を行う「吉川英治文学碑記念祭」を開催しています。また、高齢者を対象に地域交流の促進と健康的な生活を送る支援として、警固屋地区社会福祉協議会が主体となり、5つのふれあい・いきいきサロンを運営しています。さらに、地区社協を窓口に研修会を行い、高齢者を見守る活動に取り組んでいます。

●警固屋まちづくり協議会の取り組み(※一部紹介)・警固屋さくら祭警固屋地区のまちづくりのシンボル的イベントとして、地域住民を中心に自立した運営を進めることにより、住民のまちづくりへの参画と地域コミュニティーを高めることを目的に実施しています。地域住民、消防団など各種団体による協力のもとステージイベントやブース出店などを行い、多くの来場者で賑わいます。自治会に対する意見や提案を聞くブースを設けてアンケートを取り、住民の声を生かした活動を展開していく資料としての活用を検討しています。 ・サマーフェスティバルお盆の期間中に、鍋地区と警固屋地区がそれぞれ活動を展開しています。地域の商店街や各種団体がブースを設けたり、カラオケや高校生のダンス披露、ひょっとこ踊りなどの催しを行ったりするなど、様々な世代がまちづくりに関わりながら地域全体を盛り上げています。各世代・各団体が取り組むことで、世代間交流を促すとともに、住民同士の絆づくりにも繋がっています。

●まちづくりの課題少子・高齢化や若年層の人口の流出などによる人口減少が課題です。また、警固屋地区には急傾斜地や沿岸部に立地する住宅もあり、災害リスクを抱えています。警固屋小・中学校の児童生徒や保護者たちと一緒に防災について学ぶ、防災参観日や防災運動会を実施するなど、地域ぐるみで防災力を高めています。また、日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区跡地についても、地域経済の活性化と雇用創出を図るための利活用や地域の観光資源の掘り起こしが望まれます。地域が一体となって誰もが安心して住み続けたいと思えるまちづくりに取り組んでいます。

スタッフ 岩崎

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:音戸町まちづくり協議会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。
今回は「音戸町まちづくり協議会」を取材。音戸市民センターにてお話を伺いました。美しい建物の写真は、建築家隈研吾さんが設計された音戸町の地域拠点である音戸市民センターです。また、賑やかな様子が伝わってくるような写真は、まちづくり協議会の取り組みである「音戸清盛祭」と「音戸フェスマル」の様子で、音戸市民センターよりご提供いただきました。

●音戸地区ってどんなところ?
音戸地区は倉橋島の北側に位置し、四方を海に囲まれています。本土とは、令和3年に開通60周年を迎えた赤いアーチが美しい「音戸大橋」と「第2音戸大橋」の2橋でつながり、隣の能美島とも「早瀬大橋」で陸続きになっています。この早瀬大橋も令和5年に開通50周年を迎えています。豊かな海が育てる牡蠣の養殖が盛んな町内では、地元の3つの漁協がそれぞれ主催するかき祭が冬に開催されています。また、江戸時代から続く伝統文化として、日本三大舟唄の「音戸の舟唄」は今でも歌い継がれ、同じく伝統行事の「音戸清盛祭」とともに市の無形文化財に指定されています。

●音戸地区の良いところ
音戸地区の自慢の一つ、音戸市民センターは建築家隈研吾さんの設計で、瓦と自然が連なる周辺集落との融合がコンセプトになっています。呉市役所の支所、公民館、図書館、多目的ホールを複合した地域拠点施設として、平成19年に竣工しました。音戸地区では、毎月開催される朝市・野菜市の他、音戸フェスマル、消防大会などのイベントが開催されています。中でも一大行事の「音戸清盛祭」は5年に一度開催されます。海や山などの自然も間近に感じられる、温暖な気候のとても住みやすい町です。

●音戸町まちづくり協議会の特色
音戸町まちづくり協議会は、活性化や活力創出のため、町内や近隣地域との連携を図りながら、積極的に活動しています。住民が幅広く参加し運営する朝市や音戸フェスマルなどの他、音戸大橋開通60周年イベントは、警固屋まちづくり協議会と合同で開催。また、早瀬大橋開通50周年のイベントは、江田島市大柿町自治会連合会との共催で開催しました。また、協議会内組織の「音戸町魅力化推進協議会」は、「カキロゲイニング」や「イロ・サクレ音戸」などのイベントの他、街なみ環境整備事業や音戸高等学校の存続に向けての連携、ボランティアの創出など音戸町の魅力アップに取り組んでいます。

●音戸町まちづくり協議会の取り組み(※一部紹介)
・音戸フェスマル(フェスティバル&マルシェ)
昭和61年に始まり、令和4年度で終了した音戸フェスティバルの後継イベントとして、令和5年度から音戸町まちづくり協議会主催の「音戸フェスティバル&マルシェ(通称:音戸フェスマル)」が始まりました。音戸清盛太鼓の生演奏などのステージ企画や模擬店の出店などだけではなく、音戸町文化団体連合会と音戸高校文化祭を同時に開催し、会場の音戸市民センターには、約4000人が来場しました。

・まちづくりを応援する情報誌きらきら通信
まちづくり協議会では、まちづくりを応援する機関誌「音戸の瀬戸きらきら通信」を毎月10日に発行し、町内全戸に配布しています。音戸地区のイベントやまちづくりセンター、図書館からのお知らせなど、地域住民のニーズに即した、地区のたくさんの情報が掲載されています。令和6年1月発行の172号では、音戸町スポーツ協会と音戸町陸上競技会が主催し、今回で63回を数える「音戸一周駅伝」について,開催日時や通過予定時間のほか、町内の交通規制について詳しく知らせる記事などが載せられていました。

●まちづくりの課題
かつては呉市のベッドタウンでしたが、現在では少子・高齢化などから世帯数、人口共に減少が続き、スーパーや商店街が減少したことで、買い物等に不便を感じる住民が増えています。毎月開催する朝市・野菜市が助けにはなる住民はいますが、限定的で全体の解決にはなっていません。また、若い人達のマンパワー不足は顕著で、お祭や地域行事の開催に苦心する地域も出ています。こうした課題の根本的な解決簡単ではありませんが、イベントなどを通じて、小学生・中学生・高校生の関わりを増やしたり、ボランティアを募集したりするなど、まちづくりに若い力や新しい風を取り入れ、課題解決に取り組みたいと考えています。

スタッフ 岩崎

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:仁方町まちづくり推進協議会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。今回は「仁方町まちづくり推進協議会」を取材。同協議会の大谷会長にお話を伺いました。写真は仁方町まちづくり推進協議会の取り組みの一つである「仁方地区子ども相撲大会」の様子で、仁方地区の伝統的な行事です。

●仁方地区ってどんなところ?
仁方町は、東西北の三方を山に囲まれ、南は瀬戸内の海が開けており、自然に恵まれた風光明媚な地域です。また、地形的にコンパクトにまとまっているため、小・中学校との連携の取りやすさに繋がっています。大東地区に残る櫂踊りは、明治初期から受け継がれる伝統芸能です。呉市無形文化財に指定されており、祝賀行事や、八岩華神社の例大祭で3年に1度披露されます。産業では、国内の90%以上のヤスリを生産しており、日本一の生産量を誇ります。酒造業では相原酒造や宝剣 酒造の日本酒が、SAKECOMPETITION2023でGOLDを受賞するなど、銘酒として全国に知られています。

●仁方地区の良いところ
仁方町戸田は「安芸の小須磨」と呼ばれ、呉八景に選ばれた景勝地です。この海に面した礒神社の境内には、ウバメガシの群叢があり、呉市天然記念物にも指定されています。大歳神楽は大歳神社(仁方町大歳)の、戸田神楽は礒神社(仁方町戸田)の祭礼において奉納される神楽です。古くから続く神楽文化を絶やさぬよう、次世代への継承や継承者の育成を行っています。史跡や文化財の残る歴史豊かな町であり、郷土愛や緻密なものづくりの技が仁方町の伝統や文 化、産業を支えています。

●仁方町まちづくり推進協議会の特色
毎年1月に行われる「交通安全カルタ大会」は、交通事故防止や交通安全の啓発を目的に行っています。また、交通安全への意識を高めて欲しいとの思いから、交通安全標語を仁方地区の小学生から募集し、優秀作品を表彰しています。仁方町まちづくり協議会の大谷会長は「地域の各種団体が標語を選定することが地域の一体感の醸成に繋がっています。」とお話しされました。さらに、誰もが住みたくなる仁方町を目指して、小・中学生とまち協の役員とで連携を図りながら、月に一度仁方駅であいさつ運動に取り組んでいます。

●仁方町まちづくり推進協議会の行事(※一部紹介)
・人権を考える仁方町民の集い
1994年から始まった「人権を考える仁方町民の集い」は、すべての人の人権が大切にされる、人にやさしい仁方のまちづくりを目指し、毎年2月に開催しています。仁方地区では地域で支え合うことを基本に、地域の各種団体が協力して行うことで交流を深めると共に、人権意識の高揚を図っています。小・中学生による音楽の演奏や講演会に餅つき、バザーなど多種多様な催しを企画するなど、仁方地区の多くの団体が参加する一大イベントです。

・仁方地区子ども相撲大会
仁方西神町にある八岩華神社で子ども相撲大会を毎年11月3日に開催しています。同大会は、前身の岩倉神社で1847年に始まった奉納相撲が起源とされています。西部地区自治会を主体に、仁方体育協会と仁方地区子ども会連合会が協力し、地域の伝統を守り、子どもたちに礼儀作法を伝えると共に、地域住民の交流の場にもなっています。

●まちづくりの課題
仁方地区では、高齢化による後継者不足や一部の人に負担がかかっていることが課題と捉えており、今後のまちづくりを支える人材の発掘や育成が望まれます。加えて、若い世代がまちづくりに参画できるような環境整備が必要と考えています。また、定期バス路線の減便や広駅以東の列車運行数が少なくなっていることから、住む地域によっては、移動や買い物に不便さを感じている住民もいます。より住みやすい町にするためには、地域住民の地域活動への参加やその意見を形にしていくことが重要と考えます。

スタッフ 岩崎

【ボランティア情報 12月(2023)】

呉市市民協働センターでは、毎月、ボランティア募集情報やセンターからのお知らせをメールマガジン「メルボラ」で配信しており、情報は各センターでの掲示物でもお知らせしています。

参加したいボランティアがある場合は、それぞれの連絡先に直接お問い合わせください。

ぜひ様々な活動をする際の参考にしてくださいね!

※新型コロナウイルス感染拡大によっては、ボランティア活動が中止になる場合があります。必ず事前に主催者にお問い合わせください。
宜しくお願いいたします。

*******もくじ*********
期間限定ボランティア 3件
随時募集ボランティア 7件
呉市市民協働センターからのお知らせ 5件
*******************

◯期間限定ボランティア◯

【除草・清掃ボランティア募集】
呉市二河公園多目的グラウンドの除草と清掃を行います。みんなで協力し合い、きれいな町を子や孫に引き継げるよう、一緒に地域の掃除をしませんか?
日 時:2023年12月24日(日)9時から12時
場 所:呉市二河公園多目的グラウンド(元二河陸上競技場)
定 員:なし(中学生以上)※18歳以下の方は必ず保護者の了承を得てから参加してください。
問合せ:呉走遊会(クレソウユウカイ)
電 話:090 8718 3636
メール:jukikure@hi3.enjoy.ne.jp
担 当:阿部

【古切手・書き損じはがきの整理ボランティア募集】
内 容:呉市内の郵便局などに設置してある「善意のポスト」に集まった古切手・書き損じはがきの仕分けや整理をするボランティアを募集します。
日 時:2024年1月26日(金)13時30分から15時30分
場 所:呉市社会福祉協議会 2階 小会議室 呉市中央5-12-21 呉市福祉会館内
定 員:15名
問合せ:呉市社会福祉協議会 地域福祉課
電 話:0823 25 3505
備 考:各自での感染症対策にご協力をお願いします。仕分けした切手は換金し、ボランティア活動支援に活用させていただいております。

【命が救える身近なボランティア「献血」のお知らせ】
《400mL献血 主な献血基準》
年 齢:男性17から69歳 ※女性18から69歳 ※(※65歳以上の献血については、献血される方の健康を考え、60から64歳の間に献血経験がある方に限ります。)
体 重:男女とも50kg以上
献血間隔:男性12週間・女性16週間以上
総献血量:過去12ヶ月に200mL・400mL合わせて、男性1200mL・女性800mL以内
問合せ:呉市献血会(呉市役所 地域協働課内)
電 話:0823 25 3223
《2024年1月の日程》
■1月5日(金)9:00-11:30/12:45-16:00 呉市役所
■1月22日(月)9:30-12:00/13:15-15:30 エブリイ呉宮原店
■1月24日(水)9:30-11:30/12:45-15:30 総合ケアセンターさざなみ

◯随時募集ボランティア◯

【花と緑の庭づくりボランティア募集】
広の白岳中学校通学路沿い、広駅前ロータリーで、まちの庭づくりをしています。まちの庭づくりというのは花を育てるだけではありません。ハーブ、果樹、野菜を育てる、憩いの場をつくるなど、いろいろなエリアをデザインして楽しむ活動をしています。仲間もでき、元気になります。一緒に花と緑の庭づくりをしましょう!ぜひお越しください!
内 容:花・野菜の植え替え、水やりなどの維持管理(自由にエリアを選び、お好みのデザインができます)/草刈・草取り(機械でも手作業でも大歓迎です)/天地返し(枯草・枯れ木から堆肥づくりをしています)
日 時:毎月第1・第3日曜日 夏時間9時から、冬時間10時から
場 所:広の白岳中学校通学路沿いの100メートルの土地

問合せ:「広の庭づくりプロジェクト」の会
電 話:080 5623 7754
担 当:会長 信谷(のぶたに)

【呉市二河公園多目的グラウンドの除草・清掃ボランティア募集】
内 容:クレソウユウカイ(呉走遊会)は周囲との絆づくり、子や孫に誇れる良い地域社会を残したいと考え、活動を継続しています。28年間呉市二河公園多目的グラウンドの除草と清掃を行っています。みんなで協力し合い、きれいな町を子や孫に引き継げるよう、一緒に地域の掃除をしませんんか?
日 時:年数回(お問い合わせください)
場 所:呉市二河公園多目的グラウンド(元二河陸上競技場)
定 員:制限なし
問合せ:クレソウユウカイ(呉走遊会)
電 話:090 8718 3636
メール:jukikure@hi3.enjoy.ne.jp
担 当:阿部

【地域・子ども食堂応援ボランティア募集】
内 容:地域・子ども食堂を一緒に盛り上げてくださる方を募集しています。月1回の開催日に調理や配膳をお手伝いしてくださる方、その他食材や調味料の寄付や寄付金もお待ちしております。
日 時:毎月第2土曜日 午前10時から
場 所:一般財団法人 呉YWCA(呉市幸町3−1)
定 員:数名
問合せ:一般財団法人 呉YWCA
電 話:0823 21 2414(火-金 10時-18時/土 10時-17時)
担 当:家頭(やがしら)
備 考:公共交通機関でお越しください。

【里山の登山路整備ボランティア】
内 容:中国自然歩道(約300km)主に灰ヶ峰や休山の登山路の手入れを一緒にしてくださるボランティアを募集します。
活動日:毎月第1日曜日と第3土曜日
時 間:9時から12時
集合場所:現地集合・解散(場所はその都度お問い合わせください)
備 考:タオルと飲み物を持参してください(道具類の持参は不要)
問合せ:サポート・トレッキング・グループ
電 話:0823 33 5836

【天文ボランティア募集】
内 容:天文台の運営をお手伝いいただける方を募集いたします。宇宙や天体に関する知識を身につけたい方、宇宙の魅力を伝えたい方、人と接するのが好きな方など、経験・未経験は問いません。ご興味のある方は、ぜひご連絡ください。
対 象:大人(夜間、交通手段が確保できる方なら市内外を問いません)
活動日:毎週土曜日の定例観望会、イベント開催日、団体利用時など。
※その他の活動日についてはご相談ください。
活動場所:呉市かまがり天体観測館、海と島の工作館など
申込み:お電話または電子メールにてお知らせください。ご都合の良い日に当館にて面接をさせていただき、活動内容にご同意・ご賛同をいただける場合はボランティアをお願いいたします。
問合せ:呉市かまがり天体観測館(〒737-0402 呉市蒲刈町大浦8160)
電 話:0823 66 0925(13時以降)
メール:info@kamaten.net
その他:現在は決まっておりませんが、趣味で撮られた天体写真を紹介してくださる方や参加者へ竹とんぼや紙飛行機等の作り方の工作をボランティアでご指導いただける方など、天文・科学分野にて特技や経験をお持ちの方もこの機会にお知らせください。

【中国労災病院 病院ボランティア】
内 容:病院スタッフとともに患者さんのご案内や、ちょっとしたお手伝いをしていただけるボランティアを募集しています。
活動内容:受付の仕方がわからない・自動再来受付機の操作方法がわからない・行きたい場所がわからない・手や目が不自由で申込書が書けない・車いすの使い方がわからない…等で困っている患者さんのお手伝いをしてください。
日 時:活動時間は平日(週1回から、時間・曜日応相談)
その他:ボランティア保険に加入(病院負担)・1年に1回健康診断を無料で受けることができます・交通費は自己負担となります
問合せ:中国労災病院 総務課
電 話:0823 72 7171

【エキストラ・ボランティアスタッフ登録募集】
団体名:呉地域フィルムコミッション
内 容:エキストラ・ボランティアスタッフ
担 当:呉市産業部観光振興課内
電 話:0823 25 3309
メール:kankou@city.kure.lg.jp
URL:http://www.kurearea.jp/film/index.html
備 考:なお、この募集は「登録」であり、必ずしもエキストラ及びボランティアスタッフとしての参加を約束するものではありませんのでご了承ください。

◯呉市市民協働センターからのお知らせ◯

『呉の秋祭り写真展2023』
呉独特の存在で秋祭りに登場するヤブを中心に、祭りの様子を撮影した写真展を開催します。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
期 間:現在展示中。12月27日(水)まで。
場 所:くれ協働センター フリースペース(呉市役所1階)
問合せ:くれ協働センター(火-土9時-20時/日祝9時-17時)
電 話:0823 25 5602(月曜休館※祝日の場合、翌日休館)
主 催:呉市市民協働センター

『ボラ活〜ボランティアの輪を広げよう〜』
呉市で活動しているボランティア団体と話をする場(ボラ活)を開催します。今回は要約筆記の学習や交流などを行っている団体、呉市要約筆記サークル「灯だい」のメンバーと一緒にボランティア活動について座談会を行います。ボランティアについて思っていることなんでも話してみませんか?興味のある方はぜひお気軽にご参加ください。
日 時:2024年1月20日(土)10時から12時
場 所:くれ協働センター(市役所1階)会議室
定 員:10名 
料 金:無料
申 込:直接同センター窓口またはお電話でお申し込みください。
問合せ:くれ協働センター(火-土9時-20時/日祝9時-17時)
電 話:0823 25 5602(月曜休館※祝日の場合、翌日休館)
主 催:呉市市民協働センター

『にじいろカフェ』
空いた時間にできるボランティアはないかな?やりたいことはあるけれど、何から始めたらいいのかな…など。ボランティアや地域活動についてお話してみませんか? ぜひ、お気軽にご参加ください。
日 時:2024年1月26日(金)10時から12時(出入り自由)
会 場:ひろ協働センター(広市民センター4階)
対 象:呉市在住の方
参加費:無料申込み:不要(直接会場にお越しください)
問合せ:ひろ協働センター(9時-17時)
電 話:0823 71 0321(水曜休館※祝日の場合、翌日休館)
主 催:呉市市民協働センター

『呉市市民公益活動団体紹介ポスター 展示中!』
呉市市民公益活動団体(ボランティア団体)の活動内容を紹介するポスターをひろ協働センターで展示しています。お立ち寄りの際はぜひご覧ください。
日 時:展示中。2024年1月末まで。
場 所:ひろ協働センター フリースペース、エレベーターホール裏(広市民センター4階)
問合せ:ひろ協働センター(9時-17時)
電 話:0823 71 0321(水曜休館※祝日の場合、翌日休館)
主 催:呉市市民協働センター

『呉市市民協働センター ニュースレター「にじいろくれよん」発行中』
呉市内で地域活動やボランティア活動をしている人を紹介する「にじいろくれよん」を発行しています。くれ協働センター、ひろ協働センター、各市民センター、まちづくりセンター、呉市内の各図書館で配布しています。
ホームページでデータも公開していますので、是非、ご一読ください。
http://kurekyoudou.net/index.php/news/21/
問合せ:くれ協働センター 0823-25-5602 (月曜休館)
主 催:呉市市民協働センター

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【「メルボラ」の登録と解除方法】

「 mm@kuresc.net 」

上記のメールアドレスの件名に、登録する場合は「登録」と記入して送信してください(本文は未記入で構いません)。
ご登録いただくと、呉市市民協働センターからメールマガジン「メルボラ」を配信します。ご購読は無料です。是非、ご登録ください。
また、解除する場合は「解除」と記入して送信してください。
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呉市市民協働センターでは、地域情報や団体紹介をしています。
ぜひ、呉市役所1階の「くれ協働センター」広市民センター4階の「ひろ協働センター」にお越しください。

発行元:呉市市民協働センター
呉市中央4丁目1−6 呉市役所1階
TEL:0823 25 5602(くれ協働センター)

呉市市民協働センター
http://kurekyoudou.net/

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:安浦町まちづくり協議会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。
今回は「安浦町まちづくり協議会」を取材。同協議会の山田会長と桐山副部長にお話を伺いました。
写真は安浦町まちづくり協議会の取り組みの一つである「YMHC」を表す写真です。YMHC(安浦町まるごと博物館構想倶楽部)として、安浦町で生まれ、安浦の風景を描いた故山本譲さんの作品の複製画を安浦町内の小中学校や郵便局、飲食店などに展示することで観光資源として活用するとともに、安浦の今昔を学び新たな発見・発掘と発信をするための活動をしています。

●安浦地区ってどんなところ
安浦町まちづくり協議会の山田会長は「安浦町は呉市最東部にある海と山に囲まれた自然豊かな町てす。絶滅危惧種の「ハクセンシオマネキ」が生息し、「リュウノヒゲモ」「カワツルモ」など貴重な植物が生育しています。また、4つの地区(野路地区・三津口地区・内海地区・安登地区)に大きく分け、それぞれが町の特性を活かしながらまちづくりに取り組んでいます。桜の花びらが広がるように、地域住民の心が明るくなってまちに広がっていくイメージです。地域全体でまちづくりに取り組み、みんなで花を咲かせることが安浦町の発展に繋がっていくと考えています。」とおっしゃいました。

●安浦地区の良いところ
瀬戸内海国立公園で2番目に高い野呂山があります。また、付近にある野呂山伊音城弘法寺は、弘法大師空海が2度登山し、岩屋で修業に専念したゆかりの地として伝えられています。広島県の魅力ある建造物100選にも選ばれた太平洋戦争 末期に建造された鉄筋コンクリート製貨物船「武智丸」は、三津口湾防潮堤として役割を担っており、三津口湾は中国地方で最大級の甘藻場でもあります。さらに、山田会長は「平成30年の災害を機に、町内に鯉のぼりを揚げて“元気を出してがんばろう安浦”という気持ちで町民にエールを送っています。」とお話しされました。青空を泳ぐ鯉のぼりは、鮮やかで元気を与えてくれます。

●安浦町まちづくり協議会の特色
平成30年7月豪雨災害時、安浦町に多くのボランティアが全国各地から集い、復興復旧の支援活動を行いました。この災害を受け、令和元年にアンケートを通じてこれまでの活動を振り返り、事業計画を 見直しました。改訂版を作成する際に公募し、「優しさと笑顔広がるまちやすうら」を新たなまちのスローガンに決定しました。「自然と生きるまち」「人がつながるまち」などを含めた5つの視点からまちづくりに取り組んでおり、安浦市民センター内の協働スペースを拠点に、地域活動をサポートして います。また、月に1度第1火曜日18時から事業企画部会を同センターで開催しています。

●安浦町まちづくり協議会の行事(※一部紹介)
・YMHC(安浦町まるごと博物館構想倶楽部)
安浦町で生まれ、安浦の風景を描いた故山本譲さんの風景画を通して歴史文化を学び、安浦町全体が博物館となり、賑わいのある地域にするため、安浦町まるごと博物館構想倶楽部(YMHC)を作りました。絵の描かれた場所を巡るウォーキングマップ「三津口編」「安登編 野路編」「内海編」を作成し、複製画を地元の小・中学校や郵便局などに展示するなど、観光資源として活用し、町の魅力や歴史の変遷を伝えています。

・まちづくり情報誌TANTO
年4回発行し、安浦町の魅力を町内外に発信しているまちづくり情報誌TANTOは、安浦タント節を元に、情報満載の意味を込めて「たんと」と名付けました。地元の旬な話題や安浦町の元気人を紹介しており、町内全戸配布しています。山田会長は「51号(令和4年)から編集長が元安浦町地域おこし協力隊の二神さんに変わりました。気楽に読めてまちのことが分かるような情報誌にして欲しいと伝えました。若者が発信したいことを自由な発想で作って欲しいです。」とお話しされました。

●まちづくりの課題
人材育成が課題です。“人が財産”と考え、まちづくりに携わる人材の発掘も含め、事業企画部会への声掛けを大切にしています。気づいた時に声を掛け合えるような関係性を構築していきたいそうです。山田会長は「部会には若い人も参加しており、やすうらコミュニティサロン繋ぐや女子畑やぎ牧場など、地域で頑張っているお母さん達の情報を掬い上げ、伝えます。地域のイベントを共有したり、困りごとを相談したり、知恵を出し合ったりと互いに刺激を受け合っています。意見交換だけでなく、人材育成の場にもなっています。」とおっしゃっていました。

スタッフ 岩崎

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:第8地区まちづくり委員会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。
今回は「第8地区まちづくり委員会」を取材。第8地区まちづくり委員会の大世渡会長にお話を聞きました。
写真は9月24日(土)に二河川公園及び河川敷において4年ぶりの開催された「第8地区ふれあいまつり」の様子と地区内の神社「鯛乃宮神社」と「出穂金神社」の祭りに登場するヤブです。三津田橋での両神社のヤブの衝突は多くの見物客で賑わいます。

●第8地区ってどんなところ?
二河川を臨み、背後は緑の山々に包まれた地域で二河峡など緑も豊かで静かな住宅地が続いています。二河川には小魚が泳ぎ、トンボが飛び交うなど市の中心部にありながら自然にも恵まれた地域です。また、地域内には呉三津田高校や呉市内で小中一貫校の先駆けとなっている呉中央学園があり、朝夕の通学時には学生で賑わっています。恵まれた自然環境を大切にし、“人と人とがふれあう住みやすいまち”を目指してまちづくりに取り組んでいます。

●第8地区の良いところ
JR呉駅からも徒歩圏内にあり、呉市役所、呉共済病院や済生会呉病院等の総合病院、中通り商店街や駅南のゆめタウン呉等の商業施設も地域外ではありますが、近隣に整っており居住区としての利便性は高く、古くから賑わいのある地域です。地域内には鯛乃宮神社と出穂金神社があり、祭礼準備では10代から80代までの青年団が年齢の垣根を超え、秋祭りを盛り上げています。11月3日に行われる三津田橋上での両神社のヤブの衝突は見物です。

●第8地区まちづくり委員会の特色
毎月前半の土曜日に会長会議が行われ、各自治会の会長8名、社協会長、民児協会長、老人会会長、まちづくり委員会会長と各部門の会長が意見交換や行事の打ち合わせを行っています。また、各会長は運動推進や公衆衛生、補導員、交通安全等会長や委員との兼務者も多く、様々なイベントは参加団体の一番多い「8地区社協」を冠とした行事名とし、より多くの参加者を期待しています。

●第8地区まちづくり委員会の取り組み(※一部紹介)
・ふれあいまつり
ふれあいまつりを9月下旬に、第8地区における地域福祉・地域協働のシンボルに位置付け、地域内外の人々と交流を図る機会とするとともに、イベントを通して地域住民の絆を深めることを目的に開催しています。二河川公園の会場ではかき氷、焼き鳥等の屋台を各自治会で分担して出店し、子供会コーナーでは子供達が楽しめるゲームにするなど工夫を懲らしています。
・とんど祭り
まちづくり委員会と地区社協を中心に、地元青年団、消防団などの協力により、1月中旬に地域内の恒例行事として二河川河川敷にて毎年開催しています。市中心部ではとんどをしている所は少なく、近隣地区からもしめ飾りを燃やしたい人達を受け入れています。とんどの設営は、事前に藁や竹等を調達し、1日かけて組み上げます。当日は笹酒が振る舞われ、無病息災を祈ります。海外からの留学生もお招きし、自分達で書いた書初めを燃やし、日本の伝統文化を体験していただいています。

●まちづくりの課題
近年は、地域内の小売店や三条商店街は閉店した店も多く、閑散とした状況になっています。、また、平坦地が少なく、急傾斜地にも家々が立ち並び、地域内の幹線となる道路整備が必要であり、加えて狭隘な路地が複雑に入り組んでいるため、高齢者世帯が増えている現状では、日常生活や緊急自動車等の通行にも不便を感じています。このような中、防犯・防災・人口減少・住環境整備等、地域が取り組むべき課題は多いですが、安全・安心でゆとりと潤いの感じられる住環境を守り育て、次世代に残せるよう取り組んでいます。

スタッフ 岩崎

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:郷原町まちづくり委員会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。

今回は「郷原町まちづくり委員会」を取材。郷原町まちづくり委員会の山本会長にお話を聞きました。写真は8月12日(土)に郷原まちづくりセンターで行われた郷原町盆踊り・花火大会の様子です。盆踊り大会は4年ぶりの開催だったそうで、子どもからお年寄りまでたくさんの方が来場されていました。

●郷原地区ってどんなところ?

郷原地区は呉市の北東部に位置しており、のどかな田園風景が広がり、緑あふれる山々に囲まれています。国道375号線、県道66号線、林道郷原野呂山線、東広島・呉自動車道を有する交通の要衝であり、四季を通じて様々な自然の風景を楽しめる自然環境に恵まれた地域です。呉新世紀の丘開発構想により工業団地(桑畑・長谷・郷原)、住宅団地(学びの丘・野路の里)、呉大学(現広島文化学園大学)、グリーンヒル郷原が整備されるなど「産・学・住・遊」の調和の取れたまちづくりが進められています。

●郷原地区の良いところ

古くからの住民と他地域から移住してきた住民が交流を深めており、住民同士の仲が良いそうです。郷原町まちづくり推進委員会の山本会長は「地域行事や伝統行事、学校行事など協力し合うことが大切だと常日頃話しています。」とおっしゃっていました。11月3日に執り行われる新堂平神社の例祭は、鬼・奴・笛・太鼓などによる神輿行列で賑わいます。無病息災を祈り、1月に各地区で行われる伝統行事のとんど祭りで37.5mに及ぶとんどを製作したことがあるそうです。郷原町の伝統文化を次世代へと繋いでいます。

●郷原町まちづくり委員会の特色

自治会、民生委員・児童委員、女性会など各種団体が調和を図り、地元の小・中学校とも協力しながら一体感のあるまちづくりを進めています。今後もまちを良くする地域資源を活かし、柔軟な発想で取り組んでいきたいと考えています。山本会長は「何かあればいつでも協力し合える体制を整えています。何をするにも労力が必要なので、ボランティアで全て上手くいくというものではないと思います。できる人ができることをしたら良いと考えています。」とお話しされました。山本会長は郷原町のまちづくりに20年携わっておられます。

●郷原町まちづくり委員会の行事(※一部紹介)

・自然と共存したまちづくり
平成22年からホタルの住む町を守るため、環境保全活動を始めました。郷原中学校の1年生と地元住民・団体・企業が協働し、大谷川の「ホタルの里」づくりを行っています。PRのための看板づくりや清掃活動、さらにはホタルの卵を孵化させ放流するまでを中学生が行っています。また東広島・呉道路の郷原ICの開通に合わせて平成23年にシバザクラの郷づくりを始め、平成25年には「シバザクラの咲き誇る郷づくり」が美しい街づくり大賞に選ばれました。春には花の絨毯が郷原町を彩ります。

・郷原町盆踊り・花火大会
例年8月に地域住民の交流の促進や親睦を深めることを目的に、町を挙げて盆踊り大会を開催しており、花火も見どころの1つです。地元の方が作詞・作曲をした郷原音頭は平成21年度に完成し、地元の方々に親しみ愛されています。女性会のメンバーが中心となって学校へ出向き、児童や生徒に踊りを指導し、文化を継承してます。小・中学校の運動会で全校児童・生徒が競技として踊りを披露します。

●まちづくりの課題

郷原地区では、70才以上を対象としたいきいきサロンを開催しており、高齢者の健康増進と外出の機会を増やすことを目的に、まちづくりセンターでサロンを毎月1回開催しています。山本会長は「地域の対象者にサロンの案内を平等に届けたいです。」とおっしゃっていました。ふれあい・いきいきサロンを各地区に作りたいと考えていますが、個人情報保護法の兼ね合いもあり、なかなか参加の呼び掛けが進まないという葛藤を抱えているそうです。民生委員・児童委員や地区社協と協力し、取りこぼしのないよう参加を呼び掛けていきたいと考えています。

スタッフ 岩崎

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:川原石地区まちづくり委員会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。

今回は「川原石地区まちづくり委員会」を取材。川原石地区まちづくり委員会の川畑会長にお話を伺いました。

写真は7/23(日)に二川まちづくりセンターで行われた川原石地区夏祭りの様子です。呉市市民公益活動団体のくれしん笑芸会による落語の寄席などがあり、イベントのテーマである“笑って暑さを吹き飛ばそう”の通り、会場は笑いの渦に包まれていました。会場では特殊詐欺の手口を題材にしたコントも披露され、被害防止を呼びかけました。

●川原石地区ってどんなところ

昔、川原石は呉の商港として位置付けられ、中央 卸売市場や問屋街が軒を並べ繁盛していました。川原石地区は公共交通機関の利便性も良く、呉市の中心市街地にもアクセスしやすい地区です。地区のシンボルであり、中国地方で唯一現役で使われている港町小学校の円形校舎は、築60年以上経過しており、今後解体されることになりました。小学校近くの高台にある呉鎮守府・初代参謀長佐藤鎮雄海軍大佐の旧宅は、地域の歴史を知る上で貴重な建造物です。戦前からの建物が残るなど情緒があり、人情と温かみが感じられる町です。

●川原石地区の良いところ

川原石地区まちづくり委員会の川畑会長は「川原石地区は人情味溢れる良い町です。」とお話しされました。地域住民を対象として行った平成21年のまちづくりアンケートでは、川原石の住みやすさとして、交通の便利さや、のんびりとした暮らしやすさ、住民の人柄の良さを挙げる意見が多く聞かれました。そのほかに、建て替えを行う港町小学校の入学式や卒業式を地区内にあるクレイトンベイホテルで行えるよう協力体制を整えるなど、地域ぐるみで子どもたちを支えています。

●川原石地区まちづくり委員会の特色

敬老会では長寿を祝う式典のほか、二川まちづくりセンターで講習を受けている団体や地域の学校や幼稚園などが余興を行います。さらに、三条地区や第8地区と連携・協働し、ウォーキング大会を行っています。その他、ソフトボール大会や体力測定など地域住民が生き生きと暮らせるように様々な場面と機会を通じて健康づくりや世代間交流などの事業を行っています。川原石地区の地域資源を活かし、新たな発想も取り入れながら、各種団体と協力してまちづくりを進めています。

●川原石地区まちづくり委員会の行事(※一部紹介) 

・川原石夏祭り
地域の伝統文化である川原石踊りを継承するために盆踊り大会を継続してきましたが、“笑いでコロナを吹き飛ばして欲しい”との思いから、令和5年度から川原石夏祭りを開催しました。第1弾は市民公益活動団体のくれしん笑芸会の落語などの催しを二川まちづくりセンターで行い、第2弾は百数十年の歴史を持つ大森神楽団による神楽が地区内のクレイトンベイホテルで上演されました。

・川原石地区防災訓練
川原石地区は崖が多いなどの地形の特性から、土砂災害の危険性が伴います。そのため、川原石地区まちづくり委員会と川原石地区防災会連合会が中心となり、毎年11月頃に「防災訓練」を行っています。防災訓練を継続して行うことで、災害時の安心・安全な行動が身につき、地域住民の防災意識の向上に繋がっています。また、地区内の藤三光町店の駐車場を災害時に一次避難場所として使用できることなどを盛り込んだ「まちづくり協定」を(株)藤三と締結するなど、地区内の関係各所と連携し、防災対策の充実を図っています。

●まちづくりの課題

川原石地区では人口減少や高齢化に加え、地形の特性により急傾斜地や狭隘道路が多いため、空き家問題を抱えています。併せて住居が構えられている緩斜面・急傾斜地は、土砂災害警戒区域・特別警戒区域に指定されている箇所も多く、土砂災害に備える活動に取り組んでいます。また、まちづくりに携わる役員が高齢化しており、若い世代のまちづくりへの参加が課題です。川原石地区には、自然や歴史的な文化など多彩な地域資源が息づいており、その個性を魅力的に活かせるようまちづくりに取り組んでいきたいと考えています。

スタッフ 岩崎

【自治会・まちづくり委員会・まちづくり協議会巡り:宝島くらはしまちづくり協議会】

呉市市民協働センターでは、各地区のまちづくりの取り組みを紹介するため、様々な団体さんの活動に伺っています。今回は「宝島くらはしまちづくり協議会」を取材。宝島くらはしまちづくり協議会の中田会長にお話を伺いました。

写真は7月30日(日)に開催された、地元産にこだわった新鮮な野菜や魚介類、パンなどを販売している朝市の様子と地元の方々や観光・レジャーで訪れる方々に愛される美しい桂浜の様子です。
海水浴客で賑わっており、真っ青な海に松林の緑と砂浜の白さが一層映えていました。

●倉橋地区ってどんなところ
倉橋町は広島県の最南端にあり、かつては造船業や海運業で栄え、航路の寄港地に指定されるなど海上交通の要所でした。桂浜や火山は瀬戸内海国立公園に指定されるなど、海と山の恵みを受ける風光明媚な所です。町内には地下約1,600mから汲み上げる良質な天然温泉の桂浜温泉館があります。また、広島県内初の可動床を導入したウィングくらはしは、幼児から高齢者まで楽しめる温水プールで、一年を通じて多くの利用客が訪れており、地域の賑わいの場、高齢者の健康づくりの拠点にもなっています。

●倉橋地区の良いところ
地域住民を対象としたアンケート調査で桂浜の松林が地域の自慢したいところに選ばれました。松林を守るために年1回松くい虫の駆除を行っており、桂浜は「日本の渚100選」や「白砂青松百選」にも選出されました。農業や水産業が盛んで、倉橋町発祥の石地みかんは平成12年に品種登録され、贈答品としても重宝されています。桃太郎トマト(お宝トマト)は、平成16年に日本農業賞優秀賞を受賞しました。瀬戸内の初夏の味覚、ちりめんの産地でもあります。

●宝島くらはしまちづくり協議会の特色
宝島くらはしまちづくり協議会会長の中田さんは「倉橋町の火山の頂上には大岩があり、360度見渡せる大パノラマの絶景が楽しめます。」とお話しされました。この火山を中心とした倉橋島八十八ヶ所巡りは江戸時代から続く信仰と健 康づくりの道であり、八十八ヶ所に配置された石仏を巡る遊歩道となっています。呉市の補助金で遊歩道散策のための看板を製作し、桂浜温泉館に設置したそうです。倉橋町では、自然環境や歴史、文化など多様な資源を活かしたまちづくりを行っています。

●宝島くらはしまちづくり協議会の行事(※一部紹介)
・くらはしお宝朝市
宝島くらはしまちづくり協議会お宝朝市部会が中心となって企画し、毎月最終日曜日に桂浜温泉館万葉の里駐車場で朝市を開催しています。地産地消を合言葉に、地元産にこだわった新鮮な野菜や果物、魚介類等を販売しています。農業や漁業などの振興と地域経済の発展に寄与しています。地元の産品や地域のアピールに繋がっており、生産者とのコミュニケーションの場にもなっています。

・宝島くらはしフェスティバル
倉橋町の豊かな自然を未来に伝え、地域の活性化と町内外の人々との交流を深めると共に、農業、漁業の特産品の展示販売及びPRを図るために開催しています。町内外から約1万人以上が来場する人気のイベントで、地域の一体感の醸成と活性化に繋がっています。奈良時代に遣唐使船を建造してきた倉橋町は、遣唐使である吉備真備の出身地である真備町と姉妹都市提携を結んでいます。真備町から餅米を取り寄せて餅まきに使用したり、イベントに参加し合ったりと交流を続けています。

●まちづくりの課題
倉橋町には23の自治会があります。人口減少に伴い、小売店舗等がなくなった地域もあります。地域住民の利便性向上のため、移動販売車が買い物の困難な高齢者を支えています。かつて町内には5軒の医療機関がありましたが、今では3軒となっています。この状況を解決するため、医療機関の誘致を検討しています。中田会長は「特に高齢者にとって必要な医療を受けることができないという状況は不安を抱えて生活することに繋がるためです。」とお話しされました。

スタッフ 岩崎

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