呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

カテゴリー: ◆コーディネート事業

【「安浦町防災リーダーネットワーク」発足会:協働のコーディネート】

先週の土曜に「安浦町防災リーダーネットワーク」の発足式がありました。
安浦町の防災リーダーの方たちが横のつながりを持ち、それぞれの知識や活動を共有しながら連携しよう!というネットワーク組織です。
地域の、ひとりの防災リーダーの方の声がけから生まれました。

協働センターは、まちづくりコーディネートで関わらせていただきました。

「呉市防災リーダー」は、平成25年から呉市消防局が主催している自主防災活動を促すための取り組みで、防災に関する市の研修を受けた人が認定される制度です。
https://www.city.kure.lg.jp/site/syoubou/leadernintei.html

今回のように、防災リーダーの方が地域内で横のつながりを持つための組織ができるのは、はじめてだそうです。

協働センターは今年4月に安浦町にお住まいの防災リーダーの方からご相談を受け、発足までの会議への参加や関係団体への声がけなどをさせていただきました。
相談いただいた方は安浦の中でも被害がひどかった下垣内地区の方で、土砂が流れる現場を間のあたりにし、地区で亡くなった方のこともご存知だったそうです。
そうした経験から、何とか「既にある防災リーダーを生かし地域で自主防災に取り組みたい」と、協働センターや呉市危機管理課、また他地域の自主防災組織の方に相談されました。
それがきっかけになり、安浦町のリーダーの方が集まり、発足までにも数回にわたり会議を開いてきました。

この日、席はエリアごとに分けられていて、自分の地区やお隣の地区のリーダーがわかるようになっていました。同じ地区内でも自分以外のリーダーが誰なのかははじめて知ったという人も。
こうして地域内でつながることができるだけでも、このネットワークの意味はあるのではないかと思います。

呉市危機管理課の職員の方からは、防災についての講義も。
消防局員の時に阪神淡路大震災があり、現場に行った経験なども織り交ぜながら防災についてとても具体的なお話が聞けました。

「災害は忘れる前にやってくる」

本当にその通りと思います。

今後はこうした勉強会や地区で合同での防災イベントを開くなどを検討していくそうです。
既に、他の地区の避難訓練を互いに見に行くなどの動きも生まれています。

こうして、誰かひとりが声がけしたことが大きな繋がりになっていくこともあります。
協働センターではそうした取り組みを応援していきたいと思います。

このネットワークが、日々の防災につながっていくと良いですね!


スタッフ 小野

【呉ポートピアパークでのピザ作り体験会:協働のまちづくりコーディネート】

別々の団体が一緒に取り組むことで、課題を解決するための調整をしていく「まちづくりコーディネート」。

現在、7月豪雨災害の影響で仮設住宅やみなし仮設住宅に住んでいる方の支援、主に聞き取りをしている「呉市地域支え合いセンター」と地域の市民活動団体や企業とをつなぎ、被災者の方々が抱える問題を解決していくためのコーディネートをしています。

先週、呉ポートピアパークで、呉のピザ屋「ナリポ」さんに協力いただき、天応地区の仮設住宅・またみなし仮設住宅の住民の方向けにピザ作り体験会を実施しました。

11月頃に支え合いセンターや仮設住宅の住民の方から上がってきたのが「仮設住宅の方の食事に栄養バランスの偏りがみられる」「コンビニ弁当に頼りがちになり自炊しない癖がついている方が多くみられる」という声。

これらを受けて支え合いセンターさんが考えた「栄養バランスの整った食事を、みんなで一緒に作って食べる」という企画実施をサポートしました。

元々、イベント出店を多くしていることで、自身で全ての設備を備えらえているナリポさん。
減塩生地でできた「ソルコンピッツァ」も独自に作られており、夏には炊き出しでもそのピザが喜ばれたとのことで、快くご協力いただきました。

減塩のピザ生地と、ナリポさんが選んだピザに合う野菜。
皆さん、野菜をたくさん乗せて、素敵なオリジナルピザを作られていました。


 

生地をのばす、トッピングを選ぶ、焦がさないように焼く。
それぞれの作業に、みなさんがワクワクされている様子に、こちらも楽しくなりました。
美味しさと一緒に“自分で料理をつくる楽しさ”も改めて感じていただける機会になったのではないかと思います。



会場となった 呉ポートピアパーク は、災害の影響で11月末まで長く休園していました。
仮設住宅が隣ということで、仮設住宅や天応地域の人たちによりよく使ってもらえるようにと、企業の支援を受けて再開に合わせて改修された「こども館」を、これからの復興のために活用していきたいそうです。

被災者の方々には、今後の生活再建に向けて、数え切れないほどの問題や、そこからくる不安があることと思います。
全てをすぐに解決することはできませんが、今後も、一つずつ丁寧に「できることを、できる人が協力し合える仕組みや関係を築く」ためのサポートをしていきます。

スタッフ 小野