6月となり、今年も折り返しに入りました。ひろ協働センターの本紹介コーナーに新しい本が登場しました。
今回、紹介するのは・・・

◆「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~」
  /信友直子 箸

◆「呉本に」

  /丸古玲子 著
                      
◆「ろう勤王僧 宇都宮黙の生涯」

 /呉ろうあ協会 発行(著者:松岡雅之 内平清隆 桐田孝美)

 以上の3冊で、今回は「呉にまつわる本!」特集です。

「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえりお母さん~」は、
言わずと知れた映画「ぼけますから、よろしくお願いします」の続編です。その映画監督でもあり、本の著者でもある「信友直子さん」が、中国新聞くらし面に「認知症からの贈り物」として連載された話を収録した本です。
 連載後のお父様の様子なども新たに加筆されているので、新聞の連載を読まれた方でも楽しめる内容になっていると思います。

 「呉本に」は、4年前に出版された「呉本」の続編です。
 現在、中国新聞「こだま欄」に著者「丸古玲子さん」の話が連載されているので、併せて読むと「呉本」を出版した経緯もわかって一段と本を楽しめると思います。

 「ろう勤王僧 宇都宮黙霖の生涯」は、耳の聞こえない宇都宮黙霖(呉市広長浜出身)の生涯を、文章とマンガで書かれた本です。
宇都宮黙霖 が歴史上の偉人としてだけでなく、まだ手話のない時代にどう生きたかを知ってもらうきっかけとなればという思いを込めて、呉ろうあ協会から出版されました。
 宇都宮黙霖さんの生きた幕末の話は、歴史好きな方にとっても、興味深い本だと思います。呉に存在した偉人の話を、ぜひ、読んでもらえたらと思います。

 ひろ協働センターでは、ゆっくり読んでいただけるスペースと、貸し出しも行っています。
広に来た際は ぜひ、寄ってみてくださいね!

スタッフ 大下