くれ協働センターでは6/29(水)に「ボラ活」を開催しました。

「ボラ活」とは、ボランティアの興味のある方同士が集まってお話しをする場です。今回は呉市に登録しているボランティア団体「ダブルケアひろしま」さんに来ていただき、団体の活動についてお話を聞いたり、ボランティアや地域のことについて気になっていることを話しました。

ダブルケアとは育児と介護の時期が重なる状態のことを言い、約10年前ぐらいにできた言葉だそうです。
しかし今は介護や育児だけでなく、家族の中で複数のケア(病気、発達障害、自分のことなど)をしている人みんなを指しているようです。

「ダブルケアひろしま」を作られたきっかけは、代表の大谷さんが育児と両親の介護を頑張っていた時、このダブルケアという言葉を知って、県外で行なっていたオンラインのダブルカフェに参加し人に話すことで一人で抱え込むとしんどいことも、人に話して共有することで、笑い話になったり気持ちが楽になったことがきっかけだったそうです。

団体のメンバーには今時点でダブルケアをしているわけではない方もいます。今はまだ介護をする環境ではないけど、今後のことを考えて勉強したいという思いの方、親の介護を見ていて自分にも何かできないかなと思って参加している方もいらっしゃいました。

興味はあるけど、まだ親の介護をしているわけではないから参加できないかな?と思っていましたが、そんな私でも今後のためにいろんな話を聞いてみたいということで参加しても大丈夫とのことでした。

今回、介護関係のボランティアをしていたが他にも何かないか探しているという方、去年呉に来たばかりで地域について知りたいという方が参加してくださいました。
「こんなボランティアがあればな」「自分ができることがないか考えてみたいな」など気になっていることを気軽に話すことができました。

今の時代、ネットなど自分で検索していろいろな情報を探すことはできますが、人と話すことで実は困っていたんだなと気づいたり、調べてもわからなかったことが話すことで答えが見つかったり、なんでも気軽に話せる場というのはとても大切だなと感じました。

「ダブルケアひろしま」さんはその気軽に話す場を作ることを大切にされています。こんなこと話しても大丈夫かなと一人で抱え込まず、ちょっと話してみることでとても気持ちが軽くなるはずです。「ダブルケアひろしま」のメンバーさんはとても優しく迎え入れてくれますよ。気になる方はぜひ団体の活動の場に顔を出してみてください。

7月のダブルケアカフェ
2022年7月11日(月)10:00〜11:30
場所:Space  DeCo a BoCo 呉市広古新開1-9-1
参加費:300円(お茶代・会場費として)
※少人数で行うため前日までの予約制
代表:大谷佳代さん
電話番号:090-1335-9365
メール:2care.hiroshima@gmail.com
https://www.facebook.com/2care.hiroshima/