今日は今年第1段のキッズボランティアが開催されました。

今日のテーマは「バリアフリーを考えよう」です。

まず、心のバリアフリー推進員の佐藤あゆみさんより心のバリアフリーについてのお話を伺いました。

心のバリアフリーとは障害のある人もない人も、おたがいにわかり合って支えあっていく考え方のことで、障害に関するさまざまなマークがあること、それらの意味を知り、理解することが私たちができることの一つだと教えていただきました。

もし、目の見えない方が信号機の前にいたら、どんなふうに声をかけますか?と聞かれ、一人一人声をかけてみる体験もしてみました。

その後、呉市社会福祉協議会の平林さんと渡川さんに教えていただき、障がい者体験を行いました。

重りの入ったベストを着て、手や足にも重りをつけ、肘や膝にサポーター、視覚障害ゴーグルやイヤマフ、軍手などの疑似体験グッズをつけて、買い物をしてみる体験です。

実際につけてみると思っている以上に体が動かしにくく、簡単な買い物をするだけで非常に大変だということがわかりました。

実際にどんなふうに大変なのか体験することで、身近に困っている方がいたり、高齢者や障がい者の方がいたら、自分には何ができるかなと考えてみたり、ちょっと声をかけてみようかな?と思ってもらえたようです。

みんなができることを少しずつでもすることで、呉のまちが優しい人で溢れた住みやすい素敵な街になってほしいなと思います。

8月2日には目が見えない方に向けて音で伝える「音訳」の体験ができます。
まだ、若干空きがありますので、興味のある方はぜひ申し込みお待ちしております。