キッズボランティアとはみんなができることを少しずつすると、みんなが住みやすい素敵なまちになります。一人一人ができることがすることで小さな力を大きな力に変えていくプロジェクトです。
小・中学生の皆さんに自分には何ができるか考えるきっかけになってほしいです。
8月4日(日)毎年大人気の講座、『海外に絵本を送ろう』が開催されました。
(公社)シャンティ国際ボランティア会が行っている絵本を届ける運動の体験です。絵本が足りないアジアの国々へ日本の絵本に現地の言葉に翻訳したシールを貼り、現地に送る活動です。
前半は広島に住んでいるミャンマー出身のチーさんとスーさんに来ていただき、ミャンマーという国の文化や歴史、どんなご飯を食べているか、どんなスポーツが盛んか、色々なお祭りがあることなど教えてきただきました。
そして、3年前に起きた軍事クーデーターで、今も避難民がたくさんいることも教えていただきました。
ミャンマーではタナカという木を石に擦り付けて樹皮が削れてできた粉に水をつけてできたものを顔などに塗る伝統があります。
実際にタナカの木とタナカの石を持ってきていただき、顔や手などに塗ってみる体験させていただきました。
日焼け止めの効果もあり、冷却感があるとのこと。実際に塗ってみた参加者の子どもたちからもひんやる冷たいと体感していました。
今回は、ミャンマーの隣の国タイでボランティア活動をされている束村さんという方が実際に現地を歩きながら、食堂やマーケットなどの様子をZoomで紹介していただけるということで、みんなでその映像をみることもできました。
後半は絵本に翻訳シールは貼る作業です。
避難民の子たちに読んでもらうために、丁寧に作業を行いました。
最後のページには日本語とビルマ語で作業した人の名前を書きます。
初めて見る、丸をつなげたようなビルマ語の文字をチーさん、スーさんに教えていただき自分名前を書きました。
今回の体験を通じて、参加者より「今まで知らなかったミャンマーのことを知ることができて世界の知識が広がった」「ミャンマーの子どもたちが喜んでくれたらいいなと思いました」など世界で起きていることを知り、自分たちに何ができるか考えるきっかけになったと思います。
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