呉市市民協働センター

あなたと一緒に考えます 市民協働のまちづくり

投稿者: kuresc (page 69 of 72)

【にじいろくれよんbookより〜その⑥】

今月発行した「にじいろくれよんbook」の内容を、こちらのページでもお伝えしていきます。
地域への関わり方はいろいろです。
様々な呉の彩り方をみつけてくださいね!

* * * * *

まちの思いと建物を守る人

 

 

広島県建築士会 呉地区支部 副支部長
呉YWCA 業務執行理事
家頭 昌子さん

〜ここには「思い」が いっぱい詰まっている〜

呉、本通りの四ツ道路から亀山神社に向かう道。そこを通ったことがある人なら、きっと見かけたことがあるはず。右手に現れる、変わった形の古い木造の建物ー呉YWCAです。
元は海軍施設で1945年の呉空襲で残った貴重な木造建築物。戦後、進駐軍が入ったのち、呉YWCAが買い上げ長年大事に使ってきました。今年の6月には、地域で大事にされる建物を集めた「なかなか遺産」に認定されています。

その保全活動を進めているのが、建築会社 家頭組で建築士として働きつつ、広島県建築士会 呉支部、また、この11月から呉YWCAの業務執行理事として活動している、家頭昌子さん。

「こんな日が来るとは思ってなかったな」

そう言って笑います。
この場所と深く関わるようになったのは、ここ数年のこと。

「子どもの頃は絵画教室で来たことがあって。いつも年代関係なく、たくさん人がいて温かい場所のイメージだった。久々に来てみたら、いなくて。びっくりしちゃった」

2年ほど前、当時の運営の方に声をかけられ、外部理事として関わり始めます。
そして昨年春。降って湧いた建物の解体の話。建物は老朽化し、会員は高齢化し人も集まらない現状。そんな中で始まった検討会。

「先が無い。売却か解体に」という中ば諦めの意見が占めていた中、徐々に聞こえてきた「ここは心の拠り所」「大事な場所」という、利用者の方々の本音。

「『何もできないから何も言わない』という状況だったんだと思う。でも人の思いってすごく大きい。どんなに良い建物でも、そこに思いがなければただのハコ。でも、ここには〝思い〟がいっぱい詰まってるんだな、って」

 

保全の方針が決定。
その後、イベント利用やテナント貸し、「なかなか遺産」への推薦など、建築士会などのこれまで〝外部〟だった人たちを巻き込みながら保全活動を進めています。

「今の思いを次の世代につなげる場所にしたい…できるかなー」

そう言ってカラリと笑う家頭さん。何だか安心させられてしまうような明るさと豪快さが、周りの人をも突き動かす力なのかもしれません。

(2016年11月取材)

写真
・テナント利用している雑貨店の店主と
・呉工業高等専門学校とのベンチづくり

* * * * *

スタッフ 小野

【ボランティア情報コーナーのご案内/くれ協働センター】

ボランティアを探している方から、「インターネット環境が整っていないから自宅で検索できない」「検索しようにもどこを見ればいいか分からない」という声を聞くことがあります。

くれ協働センターでは、ボランティア情報を検索できるようにタブレットを、受付付近のボランティア情報コーナーに設置しました。
タブレットをご利用いただく際にはパスワードの入力が必要なため、スタッフにお声掛け下さい。

ボランティア情報をお探しの方には、呉市在住、在勤、在学の方を対象としたボランティア情報・まちづくり情報などを提供している、ボランティア情報登録制度「くれボラ」への登録もおすすめです!
呉市社会福祉協議会、くれ協働センター(呉市役所1階)、ひろ協働センター(広市民センター4階)で登録可能です。

登録すると、協働センターが発行している、ボランティア情報紙「くれボラレター」や、センター主催行事や講座の案内、呉を彩る人々を紹介するニュースレター「にじいろくれよん」などがご自宅に届きます。

また、ボランティア活動を応援するボランティアメールマガジン「メルボラ」ではボランティア募集情報の配信を行っています。
毎月20日前後に配信していて、ボランティア情報がメールで届きます。

メルボラへの登録は、mm@kuresc.netに空メールをお願いします。
登録する場合は件名に「登録」と記入(本文は未記入で構いません)してメールを送信して下さい。

活動の相談も随時個別で対応しております。
何か始めたいと考えている方の活動のきっかけの場に、活動を広げたいと考えている方のサポートができれば幸いです。

スタッフ 岩崎

【にじいろくれよんbookより〜その⑤】

今月発行した「にじいろくれよんbook」の内容を、こちらのページでもお伝えしていきます。
地域への関わり方はいろいろです。
様々な呉の彩り方をみつけてくださいね!

* * * * *

人も動物も幸せなまちにする人

 


くれアニマルボランティアの会
増本聡さん 増本千代美さん

〜何もしないと 後退するばかりだから〜

青空と緑が心地良い休日のグリーンヒル郷原。
その1角の広場で、10頭ほどの犬が学生に連れられ、楽しそうに駆けています。
呉市動物愛護センターで保護されている犬たち。捨て犬などが保護され、新たな飼い主を探すために集められています。

この日は高校生の体験ボランティアが訪れていました。
散歩の仕方を教えるのは「くれアニマルボランティアの会」として動物の世話や掃除、啓発活動などをしている、増本聡さん、千代美さんご夫妻。

「ここは、捨てられる動物が居なければ、本来要らんのです。今、広島県は殺処分ゼロですが、引き取りをする団体が無理して頑張っているだけで解決ではありません。捨てる人が居なくならんにゃ、意味がないんです。皆も気軽に飼わんで欲しい」

学生たちに、淡々と、穏やかに語る聡さん。でも、その声は切実です。
ほとんど毎週、休日には活動に訪れる増本さん夫妻。センターに訪れ始めたのは、結婚する前のこと。先に居たのは千代美さんでした。

「昔は、ここに近づきたくなかった。犬が好きだから〝悲しい場所〟を見たくなくて」

初めて訪れたのは、2008年。グリーンヒルに芝桜を見に訪れた際、そこで繋がれていた犬にふと惹かれ、懐かれたことがきっかけでした。

「その犬・・・『アイちゃん』に会いに行こう、と思って通い始めました。ボランティアという意識もなく。自分は飼えない環境なので『アイちゃんが貰われるまで』と思って。貰われた時は、嬉しくて嬉しくて。そしたら、また気になる子が現れて・・・で、今に至る、と(笑)」

ある時「力仕事要員で」と、友人に誘われて訪れたのが聡さん。

「昔から動物に好かれるんですよ。初回、子犬の体を拭いたんです。犬が喜ぶんで。やりがいを感じて。自分の特技が生かせる場が見つかった感じです(笑)」

休日の度に活動するのは大変なはず。でも、お2人が持つ雰囲気はとても穏やかです。

「問題の解決には100年かかるんじゃないか、と思うんです。でも、何もしないと後退するばかりだから」

そう話す千代美さんと、深く頷く聡さん。

一歩一歩、着実に。

その活動は〝悲しい場所〟だったセンターを、動物たちの新たな家族を探すための〝あたたかな場〟へと少しずつ変えています。

* * * * *

呉市動物愛護センターの保護動物の情報はこちらをご確認ください。
http://hiroshimapet.blog109.fc2.com/

スタッフ 小野

【にじいろくれよんbookより〜その④】

今月発行した「にじいろくれよんbook」の内容を、
こちらのページでもお伝えしていきます。
地域への関わり方はいろいろです。
様々な呉の彩り方をみつけてくださいね!
 
* * * * *
 
子どもたちの居場所をつくる人

  

岩下 啓子
元 二川児童館 館長 

〜子どもたちがほっと一息つける 居場所をつくりたい〜

「あ!顔を虫に刺されとるよ!薬塗らんと。こっちに見せて」
そう言って、小学生の男の子の頰に薬を塗る女性。
「ありがとうございます」
小さな声でお礼をする男の子は、何だか恥ずかしそうで、嬉しそうです。
違う方向からは「先生!外で遊んでいいですか?」と元気な声が。
「ええよー!気をつけてね」
まるでお母さんのような、親戚のような・・・。

優しい笑顔で子どもたちを迎える、二川児童館館長の岩下啓子さん。
館長になったのは7年前ですが、スタッフとしての期間を合わせると、もう20年以上も児童館にいます。

時代の変化とともに、きっと、子どもたちの様子の変わったのでは?と聞くと「昔も今も、子どもがかわいいのは変わらないですよ」と、にっこり。
本当に子どもたちが大好きなことが伝わってきます。

元々、保育士として働いていましたが、2人目の子どもが生まれたのを機に離職。
自由な時間ができ、近所の母親たちが自分のスキルを生かして地域に貢献する活動をしていた「母親くらぶ(現・地域連絡協議会)」に参加していました。
児童館は活動場所として利用していましたが、紹介を受け、スタッフになりました。

児童館の利用者は様々です。

学校終わりの子どもたち。
ふらりと立ち寄る近所の人。
親子づれ。

月に1度は、乳幼児とその母親向けの行事もあります。

「イベントばかりにはしたくなくて。常に〝居場所〟としてそこにあって、安心してほっと一息つける場所でありたいんです。子どもの居場所づくりの一端を担えたら」

その岩下さんの信念が、きっと児童館を包んでいます。

あたたかくて、どこか懐かしさを感じる場所。

最近は、他の地区からも子どもが来るそうです。
こうした場所は、今、少ないのかもしれません。

「『あー楽しかった!』『また来たいな!』って、子どもが自然と言っているのを聞いた時が一番嬉しいです。ここは、そうした場所でなければいけません」

今日も、岩下さんのとびきりの笑顔が子どもたちを迎えます。

(2016年7月取材)

* * *

岩下さんは平成30年3月末に退職されました。
退職の2日前に伺うと「ここを“みんなにとって癒しの場所に”という思いは変わりません」と。
その思いはちゃんと受け継がれることと思います!

* * * * *

スタッフ 小野

【ボランティア体験記/古切手・書き損じハガキの整理ボランティア】

 

市民協働センターのスタッフが地域のボランティア活動を体験するボランティア体験記。今回は呉市社会福祉協議会が毎月1回行っている「古切手・書き損じハガキの整理ボランティア」に参加させていただきました。

こちらのボランティアは、郵便局などに設置してある「善意のポスト」に集められた古切手や書き損じハガキを仕分け・整理する活動です。さっそく伺ってみました。

呉市福祉会館の2階会議室に入ると、まず4人1組で作業ができるようセッティングされたテーブルの中央に、回収された古切手の山が目に入ります。思い思いの席に着きいよいよ作業開始です!

まずは選別です。
・切手に消印がある
・破れがなく、周りのギザギザ部分ま でちゃんと残っている
・日本の切手であること
これらの条件を満たしているものを、一枚一枚確認し、仕分けていきます。

中には、「外国の切手」「収入印紙」「官製はがきに印字されている切手部分の切り抜き」もあります。それらは使えないので省いていきます。最近は集まった時点で、すでに形を整えてあるものが多く、ハサミで形を整える作業は少ないようでした。

 

作業中はどのテーブルも終始和やかな雰囲気です。
「これは折れているけれど大丈夫ですか?」と質問すれば、ベテランの方が「こうやって綺麗に伸ばして、ギザギザもあるし、破れとらんけぇ大丈夫よ」と親切に教えてくださいます。切手も、普段見たことのない珍しいデザインのものが沢山あり目で見てもとても楽しめます。
普段何気なく貼っていた切手ですが、このように巡り巡ってボランティアに役立てる機会があるという事を知り、これからは封筒やハガキに切手を貼るときには丁寧に扱っていこうと思いました。

この日の参加者は12名(全員女性・年齢層は40代〜70代くらい)。そのうち5名が初参加でしたが、皆さん和気あいあいとした雰囲気で馴染んで作業をされていました。

このボランティアには今まで参加された方が100人以上いらっしゃるそうです。
「自分の出来るときに出来ることをするんよ」と言われていた言葉がとても印象的でした。こちらでは、作業時間内であればいつ来てもいつ帰っても良いそうで、ベビーカーでお子様連れの方の参加も大丈夫とのこと。作業内容も簡単ですし、初めての方でも気負いなく参加していただけると思います。

私もこの作業を体験してみて、ボランティア活動をとても身近に感じる事が出来ました。そして、「自分の出来る事を出来る範囲で無理せず続けられる事」が、実はボランティア活動をする上でとても大切な事なのではないかと思います。

次回の開催は6月7日(木)です。
ぜひ、皆さんも参加されてみてはいかがでしょうか。

スタッフ 出崎

 

【古切手・書き損じハガキの整理ボランティア募集】
内 容:「善意のポスト」に集まった古切手・書き損じハガキの仕分けや整理
日 時:平成30年6月7日(木)13時30分から15時30分
場 所:呉市社会福祉協議会2階 小会議室 呉市中央5−12-21 呉市福祉会館内
定 員:15名
問合せ:呉市社会福祉協議会 地域福祉課
電 話:0823-25-3505

【知っとった?「呉おこぜ」/くれ協働センター】

 

受付近くにこんなコーナーを設けています。

「呉のこんなコト、知っとった?」

自分たちが住んでいる地域の自慢、ちゃんと知っておこう!ということで、様々に情報発信をしています。

昨日から登場したのはこちら。
「呉おこぜ」のキャンペーンチラシ。

インパクトのあるポスターに惹かれて、担当の呉市農林水産課さんよりポスターとチラシをいただきました。
昨年の「呉のカキ、日本一!」もとても分かりやすかったのですが、今年のオコゼも可愛い♪

呉市は10年連続で牡蠣の生産量が全国1位!
オニオコゼも県内有数の生産地で、漁業者さんに夜稚魚の放流なども行っているそうです。

今週末から、呉市内の店舗さんとのキャンペーン企画もあるようです。
楽しみですね。

いつも当たり前のようのそこにある、呉の海。
改めて考えると、本当に豊かな場所なんですね。

牡蠣にオニオコゼ、それだけではなくもっともっと、呉の水産物は豊富です!

ちょっとだけ、調べてみてはいかがですか?

スタッフ 小野

 

呉おこぜフェアが開催されます! – 呉市ホームページ

「呉おこぜフェア」参加飲食店を募集します – 呉市ホームページ

【にじいろくれよんbookより〜その③】

今月発行した「にじいろくれよんbook」の内容を、
こちらのページでもお伝えしていきます。
地域への関わり方はいろいろです。
様々な呉の彩り方をみつけてくださいね!
 
* * * * *
 
地域ぐるみで子育てする人
 
是貞 聡志さん

  
 
NPO法人 ファザーリング・ジャパン中国支部 
〜できる人が、できることを〜
 
「もっとちゃんとした格好の方がよかったんじゃないん?」「いや、ええじゃろ」。高校生の息子のツッコミを、笑顔でさらりとかわす父親。何気ないやりとりに良い関係性が滲み出ます。
  
父親の子育てへの役割について啓発活動をしているNPO法人「ファザーリング・ジャパン中国」で活動している是貞聡志さん。
 
きっかけは、自分の子育てへの〝反省〟でした。
  
呉市職員として働く是貞さん。息子の伊吹くんが生まれた頃は、毎日仕事で帰りが遅く、子育ては奥さんに任せきり。しかし、伊吹君が1歳半になった頃「子育て支援課」へ配属に。
そこで、子育て中の多くの母親に触れて初めて、その大変さに気づきました。
 
「手遅れですよね。子どもはもう1歳半。日々大きく変化する大事な時期にいなかった。せっかく父親になったのに親としてやれることをやらないなんて、何てもったいないことをしたんだろう、と」
  
そんな思いの中で支援課を担当した6年間。
育児中の人の交流場「くれくれ・ば」や情報発信する団体「くれパステル」、託児システム「ファミリー・サポート・センター」の立ち上げに尽力します。
 
そして、課を離れ自分に立ち戻った時、全国組織のファザーリング・ジャパンが実施していた「子育てパパ力検定」に出会います。自分を試そうと軽い気持ちで登録したところ、思わぬ流れで広島開催の実行委員に。
その後、支部の立ち上げに関わり、今はイベント運営や講演をしながら、父親としてPTA活動に精力的に参加しています。

 
 
「できる人が、できることを、ね。楽しいです。妻には『大変な時に何もしなかった人が講演なんておかしい』と言われますけど(笑)」
  
最後に、伊吹くんに聞いてみました。
「お父さんをどう思いますか?」
 
「『すごいな』って。社会人になってあんな風になれたら、と」
 
そんな風に親を語れるって、素敵です。
 
きっと、楽しんで物事に取り組む姿を、普段から近くで見ているからですね。 

(2016年5月取材)

* * *

その後、是貞さんは2017年4月に10年ぶりに子育て支援課に。
「虐待や貧窮などの一筋縄ではいかない問題に課題が変化した」と感じているそう。

「根本的な問題は大人が子どもにかける時間を減らされていること。大人が一生懸命子どもに関わることを忘れないように、関われる環境づくりをしたい」

とのこと。楽しみです!

* * * * *

スタッフ 小野

 

NPO法人ファザーリング・ジャパン

【ボランティア情報 5月】

呉市市民協働センターでは、毎月、ボランティア募集情報やセンターからのお知らせをメールマガジン「メルボラ」で配信しており、情報は各センターでの掲示物でもお知らせしています。
参加したいボランティアがある場合は、それぞれの連絡先に直接お問い合わせください。

ぜひ様々な活動をする際の参考にしてくださいね!

******もくじ*********
ボランティア募集情報8件
市民協働センターからのお知らせ2件
にじいろサロンのお知らせ
*******************

◯ボランティア募集情報◯

【古切手・書き損じハガキの整理ボランティア募集】
内 容:「善意のポスト」に集まった古切手・書き損じハガキの仕分けや整理
日 時:平成30年6月7日(木)13時30分から15時30分
場 所:呉市社会福祉協議会2階 小会議室 呉市中央5−12-21 呉市福祉会館内
定 員:15名
問合せ:呉市社会福祉協議会 地域福祉課
電 話:0823 25 3505

【=高校生限定=2018ブレマトン市交換学生交流ボランティア】
内 容:交換学生との交流活動に参加してくださる高校生ボランティアの募集。交流イベントの参加・運営/市内施設見学の随行/報告会での活動報告。
活動期間:7月13(金)〜9月8日(土)
対 象:高校生(呉市在住以外も可)
応募方法:専用申込書を事務局に持参、またはメールで提出。(funkbossanova26@gmail.com 応募専用)申込書は事務局で配布のほか、ホームページでダウンロードも可能です。(http://kurekiea.com/2018/03/post-1916/
応募期間:4月2日(月)〜6月10日(日)17:00
応募先:呉市国際交流協会事務局
電 話:0823 25 5607 / FAX 0823 25 5530
担 当:竹下
備 考:移動・食事等に係る費用は自己負担です。その他、日程などの詳細は直接国際交流協会へお問い合わせ下さい。

【病院内ボランティアスタッフ募集】
内 容:病院内で手助けを必要とされている方のお手伝い
資 格:ボランティア活動が毎週1回以上できる方・午前9時から午後1時までのうち2時間以上の活動ができる方・患者さんのプライバシーを守り、院内での出来事を口外しない方
問合せ:済生会 呉病院
電 話:0823 21 1601(代表)
担 当:事務部長 萬田
申込み:1階の総合受付に申込書があります
その他:貸与するエプロンを着用し、ボランティアスタッフ証をつけていただきます。活動に要する費用は交通費を含めすべて自己負担でお願いします。当院駐車場のご利用は出来ません。

【託児ボランティアスタッフ募集】
内 容:ママたちが子育てのために学習している間、子供たちを安心・安全に見守っていただける方の募集
日 程:原則第2月曜日
時 間:12:30から14:30(2時間)
場 所:呉ポートピアパーク
資 格:子どもが好きな方
問合せ:NPO法人 日本タッチ・コミュニケーション協会
電 話:090 8240 1006(梅村)

【里山の登山路整備ボランティア募集】
内 容:中国自然歩道(約300km)の主に灰が峰や休山の登山路の手入れ
活動日:毎月第1日曜日と第3土曜日
時 間:9時から12時
集合場所:現地集合・解散(場所はその都度お問い合わせください)
備 考:タオルと飲み物を持参して下さい(道具類の持参は不要)
問合せ:サポート・トレッキング・グループ
電 話:0823 33 5836

【無料学習支援者の募集】
内 容:子供達(小学生〜高校生)に学校の予習・復習や勉強を教えて下さる方の募集
日 時:毎月第3日曜日 15時から17時
場 所:ひろ協働センター 会議室(広市民センター4階)
問合せ:学び隊(たぁーい)教え隊(たい)
電 話:090 4579 7878(山中)*午前中または19:00以降に連絡

【呉市動物愛護センター・収容動物のお世話ボランティア】
団体名:くれアニマルボランティアの会
日 時:毎月第3日曜日 13時から15時(少しの時間でも可能です)
場 所:呉市動物愛護センター(呉市郷原町2380-319グリーンヒル郷原南側)
アクセス:http://hiroshimapet.blog109.fc2.com/blog-entry-524.html
内 容:収容動物のお世話(散歩やブラッシング)、施設の清掃など。作業にあたっては職員及び動物愛護推進員が案内致します。
服 装:汚れても大丈夫な服装でご参加ください。散歩の際には日よけ帽子(水分補給なども)、施設内の作業はマスク・長靴が必須です。
定 員:高校生以下の方は保護者同伴でお願いします。定員限りあり。
電 話:0823 70 3711(9時から17時)
備 考:ペットを飼っていらっしゃる方は、ペットワクチンを接種し、作業で着用した服、靴の殺菌、手洗いなど感染防止を徹底してください。

【エキストラ・ボランティアスタッフ登録募集】
団体名:呉地域フィルムコミッション
内 容:エキストラ・ボランティアスタッフ
担 当:呉市産業部観光振興課内
電 話:0823 25 3309
メール:kankou@city.kure.lg.jp
URL:http://www.kurearea.jp/film/index.html
備 考:なお、この募集は「登録」であり、必ずしもエキストラ及びボランティアスタッフとしての参加を約束するものではありませんのでご了承ください。

◯市民協働センターからのお知らせ◯

【今日から始めるやさしいNPO講座】
知っているようで知らないボランティアとNPO。興味はあるけど忙しい人も、じっくり取り組みたい人も、まずはお仕事帰りの90分で始めるボランティア・NPOの入門講座です。
*ただいま参加申込を受付中です。ぜひお気軽にご参加ください。
講 師:瀬戸口潤之介(くれ協働センター NPO相談員)
日 時:平成30年6月15日(金)18:00〜19:30
場 所:くれ協働センター 会議室(呉市役所1階)
定 員:20名
参加費:無料
申 込:前日までにくれ協働センターへ電話でお申込みください。
問合せ:くれ協働センター 0823 25 5602(月曜休館*祝日の場合、翌日休館)
主 催:呉市市民協働センター

【呉市市民公益活動団体 活動紹介ポスター展】
呉市で活躍するボランティア団体の活動内容を紹介します。広に続き今年から呉でも開催します。ぜひお立ち寄りください。
期 間:6月5日(火)〜6月15日(金)
場 所:呉市役所1階 多目的室北側
問合せ:くれ協働センター(呉市役所1階)
電 話:0823 25 5602(月曜休館)

◯にじいろサロンのお知らせ◯

【にじいろサロン@くれ】
テーマ:「ステンドグラス風の雑貨を作ろう」
内 容:不思議な絵の具「ガラスデコ」を使ってステンドグラス風の雑貨を作ります。完成後はお茶を飲みながら地域の気になる話をしましょう。
日 時:6月15日(金)10時から12時
場 所:くれ恊働センター 会議室(呉市役所1階)
対 象:呉市在住の方
定 員:大人8名
申込み:始めて参加の方は6月1日(金)から、参加した事がある方は6月5日(火)から、いずれも朝9時よりお電話でお申し込みください。
料 金:無料(まちづくりに関するアンケートにご協力ください)
問合せ・申込先:くれ協働センター 0823 25 5602(月曜休館*祝日の場合、翌日休館)

********************

【「メルボラ」の登録と解除方法】

 mm@kuresc.net

上記のメールアドレスの件名に、登録する場合は「登録」と記入して送信してください(本文は未記入で構いません)。ご登録いただくと、呉市市民協働センターからメールマガジン「メルボラ」を配信します。ご購読は無料です。是非、ご登録ください。また、解除する場合は「解除」と記入して送信してください。

********************

呉市市民協働センターでは、地域情報や団体紹介をしています。
ぜひ、呉市役所1階の「くれ協働センター」広市民センター4階の「ひろ協働センター」にお越しください。

発行元:くれ協働センター
呉市中央4丁目1−6 呉市役所1階
TEL:0823 25 5602

呉市市民協働センター
http://kurekyoudou.net/

【にじいろくれよんbookより〜その②】

今月発行した「にじいろくれよんbook」の内容を
こちらでもお伝えしていきます。
地域への関わり方はいろいろです。
様々な呉の彩り方をみつけてくださいね!
 
* * * * *
 
まちと本と人をつなぐ人
 
黒星 恵美子さん
松見 恵子さん
 
  
呉ブックストリート実行委員会
〜「book street」は 人が出会う場所〜
 
JR阿賀駅から住宅街を10分ほど歩くと、住居の玄関に小さく「甘茶書店」と書かれた白い のれん が。のれんをくぐると、8畳ほどの小さなスペースに、様々な種類の本が可愛く並ベられています。
2016年4月にオープンしたこちらの書店は、松見恵子さんと黒星恵美子さんが姉妹で営んでいます。実家の一部を改装した、2人の活動の事務所兼書店です。
「活動」とは、妹の黒星さんが代表を務める「くれbook street実行委員会」の運営。
2011年から年に1回ほど、呉の中心市街地で「一箱古本市」やトークイベントをしています。
一箱古本市は、参加者がそれぞれダンボール1箱分の古本を持ち寄って売るスタイルの古本市。

 
「楽しいのは、売ることより〝本でコミュニケーションを取る〟ことなんです」と、黒星さん。

始めたきっかけは、黒星さんがテレビ番組で見た、東京の不忍通りの一箱古本市でした。

「本は、普通インドアなもの。でも青空の下なら、本を好きな人が集まるんじゃないか、と」

その古本市の主催者と知り合う機会を得て、呉での開催につなげました。
元々、出版社で編集の仕事をしていた黒星さん。自分が住む場所をもっと知りたいと、編集を黒星さん、イラストやデザインを松見さんが担当し、呉の情報を集めたフリーペーパー「甘茶手帖」も2008年から発行しています。

「呉について知っているようで知らない部分があって。もっと知れたら面白いな、と。book streetも同じ。人が知り合う、出会える場なんです」

古本市は、毎回新しい参加者を加えながら、手法を変えつつ途切れず続いています。

「少しずつ〝面白いな〟と思って動いてきたことが今に繋がっています。地味に少しずつ広がれば」

 
お2人の笑顔に「じわり」と、でも着実にまちを楽しくしていく、1つのお手本を見た気がしました。

(2016年4月取材)

 

くれBookStreet2018

くれBookStreet – ホーム | フェイスブック – Facebook

【にじいろくれよんbookより〜その①】

今月発行した「にじいろくれよんbook」の内容を、こちらでもお伝えしていきます。
地域への関わり方はいろいろです。
様々な呉の彩り方をみつけてくださいね!

* * * * *

まちに「庭」をつくる人

「広の庭づくりプロジェクト」の会
信谷美智子さん

〜緑と土に 触れられる場所を〜

日曜日、朝9時すぎ。

JR広駅から国道沿いを10分ほど歩くと、アスファルトとビルの景色の合間に、美しく花を咲かせた花壇が現れ、子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきます。
白岳中学校に向かって100メートルほど伸びた敷地では、一緒に土ふるいをする中学生と中年男性、赤ちゃんを背負い子どもと花壇づくりをする女性、花に水やりをする女の子、幅広い年代の20名ほどが様々に土と触れ合っています。

「私が何も言わなくても、それぞれ何か始めて、進めてくれるんです。」

そう穏やかに話すのは、広で緑地づくりをする『「広の庭づくりプロジェクト」の会』を3年前に立ち上げ、代表を務めている信谷美智子さんです。
きっかけは、広に住み始めた16年前に感じた〝町に緑がないこと〟への違和感でした。
実家は、安芸高田市の専業農家。自分が昔、親しんだものが、そこにはありませんでした。「緑が足りない」「土に触れたい」そんな思いが強まり、緑地づくりに取り組むことを決めました。
はじめは、たった1人で。
まず土地を探し、数年間手付かずで荒れ地状態だった今の敷地を見つけて持ち主にかけあい、緑地づくりをはじめました。
初期は2、3人でしたが、人は徐々に集まりました。

「人が人を呼んできた感じです。庭づくりには、知恵と技術が必要ですが、不思議とそれを持った人が集まってくれて。人の力ってすごいです」。

たい肥、花壇、看板もメンバーが主体的に作りました。
個々が役割を持つと、やりがいが生まれる。だから、皆に得意分野で役割を持ってもらう。それが活動の軸だそう。
今は広駅前にも花壇ができ、地域の企業の寄付や協力も始まりました。

物腰穏やかな信谷さんですが、「まずは、始めないと」。そう語る目に〝ふと気になったこと〟を実行に移す〝強さ〟が垣間見えました。

(2016年4月取材)

スタッフ 小野

« Older posts Newer posts »