それぞれの団体の特徴や特技を生かし、つなげることで地域の課題を解決したり、より良い活動にしていくために、協働センターでは協働のコーディネートをしています。

昨年度から呉宮原高校さんより相談をいただき、主体的な学習を地域の中から見つける「総合的な探求の時間」での訪問場所などについてコーディネートをしています。

1月には、1年生の皆さんがこれから2年間で探求したいことを発見するための準備段階として、呉宮原高校周辺の歴史を学ぶ建物として青山クラブ(旧下士官兵集会所)と桜松館、また商店街でのフィールドワークをするとのことで、建物見学に必要な手続きや案内役の調整をしました。

青山クラブについては、建物での見学会や周辺でのイベント「入船山夏祭り」を実施してきた有志の方、商店街については、3店舗の店主の方を学校に紹介し、案内役になっていただきました。

青山クラブと桜松館では案内役の方が、普段の活動の中で集められてきた昔の画像や、当時の様子を覚書したイラストで説明され、生徒の皆さんも聞き入っていました。

「いつも通っていた場所なのに知らなかった」「歴史を踏まえて使い方を提案してみたい」「吹奏楽に興味があるのでその視点で調べてみたい」と、様々な声が聞こえてきました。

商店街では、新しいお店と老舗、そして商店街周辺でイベント主催をしている方と、立場が違う方たちの話を聞いてもらいました。

今年度は呉商業高校さんからもご相談があり、講演会の講師として、呉市内で新たな働きかたをしている若手起業家の方を数人ご紹介させてもらいました。

学校と、地域。
これまで知らなかった方たちがつながることで、地域が少し楽しくなったり、物事がよりよく進むことがたくさんあると感じます。

協働のコーディネートは随時ご相談を受けていますので、気軽にご相談くださいね☺️

スタッフ 小野(協働のコーディネート 担当)