8月5日(火)3回目のキッズボランティアを開催しました。

キッズボランティアプロジェクトとはみんなができることを少しずつするとみんなが住みやすい呉市になります。小中学生の皆さんがボランティアを身近に体験して自分には何ができることを考えることで、小さな力を大きな力に変えていくプロジェクトです。

3回目は呉市社会福祉協議会さんを講師に迎えユニバーサルデザインについて考えました。

ユニバーサルデザインとは赤ちゃんから高齢者、怪我をしている人や障害のある人、全ての人が使いやすいようにデザインされたものです。

まずは身の回りのもの、例えばいつも使っているシャンプーとトリートメントの容器やスーパーに売っている普通の牛乳やジャムの瓶など、実際に見ることでどの部分にどんな工夫がされているかを見て知ることができました。

その後、実際に市役所の周りにあるユニバーサルデザインを探しに出ます。
その時に高齢者体験グッツをつけることで、いつもとは違う目線で使いにくさを体験しました。

帰ってきてから、それぞれ自分でユニバーサルデザインを考えます。さっき、高齢者体験をしたことでいろいろな気づきがあったようです。

・市役所の受付に座っているだけで、自分が用があるところに椅子ごと連れて行ってくれるシステムがあればいいな
・市役所の窓口に力が弱い人でも使いやすい太軸のペンを置いたらどうかな?
・手すりの途中に後何段あるか知らせてくれるボタンがあればいいな
・ユニバーサルデザインの自動販売機で誰でも押しやすい下の部分にボタンにも商品の写真があればいいな
・押しボタン式信号機のボタンをもっと大きくしたら押しやすと思う

などなど、私たち大人では思いつかなかったような素敵なユニバーサルデザインを考えてくれました。

今回の講座に参加してくれた小•中学生のみなさんが考えてくれたような街になれば、全ての人が住みやすいまちになります。こんな素敵なこどもたちがいる呉は将来素敵な街になるだろうなと思いました。