1945年7月1日夜から2日未明にかけて呉市街地への大規模空襲があった日です。

今日のお昼、空襲があった場所である中通のブックカフェで、紙芝居上演活動をしている呉かみしばいのつどいさんによる、呉空襲を描いた紙芝居『ふうちゃんのそら』の上演がありました。呉在住の絵本作家よこみちけいこさんの作品で、本当の話を元にしています。

今日は、当時、実際に空襲を体験した作品の主人公「ふうちゃん」本人である、中峠房江さんによる上演でした。

上演会の後は、来場者の方での座談会でした。

祖父母に聞いた、両親から聞いた戦争体験のこと。今感じていること。
それぞれにとっての戦争、呉のことを様々な年齢、層の方が思い思いに語られる場になりました。

「このまちのことを何も知らなかった。もっと知りたい」

そうした声が多くの方から聞かれたように思います。

座談会企画は、協働センターでコーディネートさせて貰っています。今年、戦後80年に合わせて、このまちをもっと知る機会にしたいという声が様々な方からあり、それらの方々を繋がせて貰い、企画になりました。

くれ協働センターに展示コーナーもあります。改めて、自分が暮らしているまちの歴史を知る機会にしていただけたらと思います。