3月11日 東日本大震災の日です。
2011年。もう14年前になります。それ以前、以降も他にも多くの甚大な災害があり、被災地・被災者の方の大変さは変わりませんが、東日本全域が被害を受けた、規模の大きな災害でした。

当時、東京で暮らしていて、その揺れの大きさから、瞬時には震源は関東だと思ったこと、スマホ画面で見た津波の映像、都心で電車が翌日まで運行中止になり2時間かけて家に帰ったこと。コンビニの棚から商品が消えたこと。数日続いた余震に酔ったことなどを覚えています。

くれ協働センターには「地域防災」のコーナーを設けています。

その中に岩手県釜石市が震災後にまとめた「未来のいのちを守るために」という資料を置いています。
ホームページでダウンロードもできます。
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2018091800049/

地震に限らず、あらゆる地域防災につながる内容ではないかと思います。

呉では、2018年に西日本豪雨災害で、大雨による土砂災害で死者が出るなど、多くの被害がありました。
当時、くれ協働センターには災害ボランティアセンターが置かれていました。

その後、様々な地域で、その時の体験を元にした地域の防災組織や取り組みが生まれています。

まずは、災害が起こる前から「防災」に取り組んでおくこと、災害が起きた時に地域の中での助け合いが必要になること。その時、日頃からの地域のつながりが大切になったこと。

コーナーでは、呉市内で防災に関わる活動をしている方を紹介した「にじいろくれよん」や、その他にも日頃からの防災に役立つ資料を紹介しています。

また、2019年から協働センターで始めた楽しみながら防災を学べるイベント「KURE防災かいぎ」は、一昨年から「呉ご当地キャラ祭」内の企画で参加しています。
今年も5月17日(土)、18日(日)の呉ご当地キャラ祭内で、呉市内の様々な地域で防災の取り組みをしている団体が集まり、開催します。
https://www.kurechara.com/

「未来のいのちを守るために」

改めて、できることを考えて、実行する日にできたら良いですね。

(スタッフ 小野)