8日に第3回目の地域デビュー応援講座を実施しました。

今回は、広まちづくりセンターで開催されている日本語学習の体験ボランティアでした。“学習”と言っても教室ではなく“交流の場”を作られている「ひまわり21」さんの活動の体験です。

まずはひまわり21の代表の伊藤さんから、活動内容と、呉市内の外国人居住者の方の現状についてスライドを利用してお話いただきました。

その後の意見交換では、日本語学習に来られていた外国人の方、またボランティアの方にも参加いただきました。

ひまわり21さんの日本語学習の場がとても楽しいこと、話せる場があることで安心するというお話を聞くことができました。

18時からの活動時間は、受講生の皆さんにも、実際に学習者の方とボランティアの方が話されているところに参加して貰いました。

この日は大変寒かったので、事前に伊藤さんが「寒いから皆来ないかもね〜」と話されていたのですが、寒い中にも関わらず、20人ほど。子どもから70代の方まで、幅広い層の学習者の方が来ていました。安浦や仁方からも参加されているそうです。

受講生の方たちは最初はどのように接すれば良いか戸惑っていましたが、例えば、国際交流フェスタの司会をするから日本語で話す練習を聞いていてほしい!という人のお話をただちゃんと聞いていること、また、受験のための面接の練習をする中で、元気づけること。

難しいことではなくて「ちゃんと話を聞く」だけでも、学習者の方にとって日本語を学び、話す自信をつけることになるのだと実感されたようでした。

地域には、様々な人がいて、様々な活動があります。

今回の講座が、地域の中で自分に何ができるのか、考えて一歩踏み出すきっかけになっていたら嬉しいです。

協働センターでは、そうした「やりたい」をサポートしていけたらと思います。

(スタッフ 小野)