小・中学生を対象としたボランティア体験講座「キッズボランティアプロジェクト」、今年度最後の第7弾「身近なSDGsを探そう」を12月24日(土)に開催しました。

今回はくれ環境市民の会で広島の環境カウンセラーの青山範子さんを講師に迎え、呉高専の学生さんが考えた「呉まちSDGsすごろく」をしながら、高校生のお兄さん、お姉さんと一緒にSDGsについて話をしました。

この「呉まちSDGsすごろく」は呉駅からかるが浜、音戸大橋、旧呉鎮守府庁舎、大和ミュージアムと呉のまちをすごろくで巡りながら、停まった数字のところでSDGsに関連した呉にまつわるクイズに答えていきます。

例えば「呉市の小中学校の児童生徒全員に一人ひとつ配られているのは?」というクイズに答えることで、質の高い教育をみんなに」という目標4について考えてみたり、身近な問題を考えることでSDGsの目標についてどんな風に繋がるかなどそれぞれ思うことを話しました。

日本の教育はすごく進んでいるけど、高校や大学の教育費がすごく高い。ヤングケアラーやいじめ、不登校などの問題もある。国によっては男女の不平等がある。教育を受けることができないことで貧困になる。どうしたらいい?など、目標4「教育」のテーマだけでもみんなで話すことでいろいろな話ができてきました。

その後、くれ環境市民の会が作られたもう一つのえこすごろくを行いました。

このすごろくは「地産地消を意識して買い物をしていますか?」「公共交通機関使用を心がけていますか?」など自分でもできるSDGsについて考えることができるものでした。

最後に来年の目標として、それぞれ自分ができるSDGsの目標を考えて紙に書いて発表しました。

みんなが考えた目標は来年以降に協働センターで展示しますので、ぜひ見に来てくださいね。