7月31日(土)にキッズボランティア第2弾を行いました。
実際に現地に行き教育支援の活動をしたことがあるJICA海外協力隊カンボジアOGの田中涼子さんより、「カンボジアの現状」と「なぜ絵本を送る活動が必要なのか」についてお話を聞きました。

まず、カンボジアのお札に日本の国旗が印刷されているなど、日本とカンボジアにつながりについて教えてきただきました。
カンボジアは物質的な貧しさはあるが人々の心は貧しくなく、笑顔の多い国ですが、1975年のポル・ポト政権時代の内戦で知識層の虐殺により経済発展と教育に遅れが出たことにより、現在もまだ学校には本などが足りません。まだ地雷などがある危険な地域もあります。図書館には教科書を持っていない子どもに貸し出すための教科書が並んでおり、日本のように自由に借りることのできる絵本などがないことを、カンボジアの学校や図書館、また日常生活の写真などを見ながら現状について学びました。

お話を聞いたあと、発展途上の教育支援を行なっている(公社)シャンティ国際ボランティア会のプログラムを使用し日本語の絵本にカンボジアの言語であるクメール語の翻訳シールを貼る作業を行いました。
クメール文字の書き方を学び、作った絵本に自分の名前も記入しました。
他の国についてや海外支援について興味を持つきっかけになったと思います。

ご参加いただきありがとうございました。

スタッフ佐々木