地域の方々の関心が高いのは、やはり「防災」です。
“いざという時にどう対処すればいいのか”をご紹介できるように、協働センターでもさまざまな防災の取り組みを調べています。
12月18日(水)明立小学校区を中心とした防災・防火訓練が行われました。
明立小学校は、灰が峰の山すそに位置しています。
子どもからお年寄りまで、地域に住む方々が参加できるよう、学校や幼稚園などと協力して実施されており、救急搬送・AED使用法・煙中体験・炊き出し・心のケアについて知るなどの体験を通し、地域住民の防災意識を高めています。
社会福祉協議会と西消防署が合同で行っていた高齢者疑似体験では、ヘッドホンや手足におもりをつけ、特殊なメガネを装着し、高齢者の日常生活動作を体験します。
体験を通し、高齢者の身体的な違いや気持ちを学び、声かけやコミュニケーションの取り方を改めて考える機会になります。
呉市危機管理課の職員さんによる、防災グッズ紹介コーナーは、100円で手軽に購入できる防災グッズや便利グッズを紹介していました。
おすすめとして紹介されていた電池スペーサー(電池チェンジャー)は、乾電池のサイズを変換できるもので、単3電池を単1電池として使うなどできます。必要なサイズの乾電池がなくても代用ができるので、いざという時に備えていれば便利で安心ですね。
この日、明立小学校の5年生の2クラスがそれぞれグループに分かれ、テーマを決めて取り組み、各グループごとに防災学習の発表をしていました。地域の危険箇所を伝えたり、命を守るためにどう判断し行動すべきか考えていたり、災害時に役立つ知識を紹介していたりと、工夫し分かりやすくまとめられていました。
関係各所と連携しながら防災について取り組んでいました。
スタッフ 岩崎
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