地域の方々の関心が高いのは、やはり「防災」です。“いざという時にどう対処すればいいのか”をご紹介できるように、協働センターでもさまざまな防災の取り組みを調べています。
広島県 危機管理監 減災対策推進担当の方から、いざという時の備えや予防について楽しみながら学べる、『ひろしま防災Jプログラム』を紹介していただき、参加しました。
5月27日、会場の呉市すこやか子育て支援センター「くれくれ・ば」には、子育てしているお母さんたち20名以上が集まりました。
ひろしま防災Jプログラムは、「知る」「察知する」「備える」「行動する」「学ぶ」という、広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動の行動目標から、子育て世代の女性向けに作られた防災プログラムで、防災チェックシートやカードゲームを使って、いざという時のための備えや予防について考えます。
カードに書かれた問いに対し、3つの選択肢から1つ選ぶのですが、選択肢に正解や不正解があるのではなく、なぜそう考えるか意見を出し合うことがポイントです。
質問内容は、避難のタイミング・充電が切れるかもしれない状況での友人との連絡・支援物資がいつ届くのか分からない中での子どもの食事についてなど、災害発生時に被災者が困ったことを元に作られています。
「自分ひとりだけでは不安」「心の安定のためならば連絡を取ることは大切かもしれない」「日頃から家族と話しておくことが大切」などその他にも、「ローリングストック法を実践してみたい」「豪雨災害時、子ども会のママ友のライングループで情報共有できたので助かった」など、参加したお母さんたちから様々な意見が出ました。
話すことで自分では気づかなかった視点に気づけたり、防災に関する情報交換ができたり、アドバイスしあったり、今一度防災について考える機会につながると思いました。
スタッフ 岩崎
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