7月29日(金)に毎年大好評のキッズボランティアが開催されました。
第1弾は「点字という文字にチャレンジしてみよう」です。

呉市で【点字サークル「あい」】というボランティア団体で活動されている松岡さんと太刀掛さんに来ていただき、点字について教わりました。

点字はフランスが発祥の地でもともとは暗号用の文字として使われていたそうです。なんと点字には漢字もあるとのこと。でもとても難しいそうで使える方は少ないそうです。
実は家の中にも点字はたくさん使われています。
例えば冷蔵庫などの電化製品、そしてビールにも!!
などなど、点字のあれこれを教わった後は点字を作る際のルールを学び、実際に点字機を使って文字を打ちました。

体験した子どもたちからは目の不自由な人はすごいなと思った。
町で困っている方がいたら声をかけたいと思ったなどの感想が出ました。
点字で文字を書く難しさ、それを指で触ってみるだけで読む難しさなど、実際体験することで目の不自由な人の気持ちや大変さを知り、自分とは違う立場の方への理解や思いやりの気持ちを持つことができたようです。

最後に絵本や実際に使われている教科書などをみんなに見せてくださいました。絵本は文字だけでなく絵の形がわかるように表現された点の絵があったり、点字用教科書はとても分厚いことや音楽の教科書などは楽譜などもあることにも驚きました。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
キッズボランティアは小学生4年生から中学生までの子どもたちに身近なボランティア体験をしてもらい、社会貢献に参加することの意味を知ってもらうことを目的として毎年開催しています。◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆