ふと気付けば、今年も半分が終わってしまっていて、7月も後半に突入しました。 7月1日は、呉空襲の日でした。
くれ協働センターでは「呉空襲と呉の歴史」展示コーナーを設置しています。
それに合わせ、ひろ協働センターでも「呉空襲と呉の歴史がわかる!本」特集と題して、本の紹介をしています。
今回、紹介するのは・・・

「呉の歴史絵本」呉市教育委員会/企画監修

呉市・呉市教育委員会が企画監修「子どもたちに語り継ぐ歴史絵本」シリーズの「日本の近代化と戦後の復興を支えたまち」バージョンです。
小学5年生の香菜ちゃんと勇気くんの二人が夏休みの課題研究「呉ってどんなとこどなんだろう?」について調べるために、
おじいちゃん・おばあちゃんに呉の話を教えてもらっています。
その中に、呉空襲の話も載っています。
迫りくる炎に逃げ惑う人たちの絵が、当時の様子を物語っています。
そして、その次のページには、焼け跡から始まった市民生活の話も載っています。呉空襲と合わせて知っておきたい話です。

「呉戦災 あれから60年」呉戦災を記録する会/編集・著作

第1部 呉戦災六十周年記念募集体験記
第2部 米軍による呉市民尋問録 第3部 
米軍パイロットの呉空襲体験記 この本には、体験記と共に当時の写真や資料も掲載されています。
呉空襲のことを忘れないためにも、この本はとても貴重な本だと思いました。

「呉・江田島・広島戦争遺跡ガイドブック」奥村剛/著

この本では、呉エリア1・呉エリア2で、いまも「戦前」「戦中」の姿をとどめる貴重な戦争遺構が紹介されています。

「呉軍港案内 昭和9年版」呉郷土史研究会/発行

昭和8年に書かれたこの本は、右から始まる文章の表紙も、今では使われない文体の本文も、今、見るととても新鮮な感じがします。
昭和初期に呉の町がどのように見えていたのか、とても興味深い本です。

今回は、この4冊を特集として紹介しましたが、この本以外にも、呉に関する本がありますよ~^^
そして、呉空襲特集に関連して、平成29年に開設された「呉空襲を語り継ぐサイト」の新聞記事の紹介もしています。
3年経った現在も、このサイトは見ることができるので ぜひ、見てみてください。

ひろ協働センターでは、ゆっくり読んでいただけるスペースと、貸し出しも行っています。 広に来た際は ぜひ、寄ってみてくださいね!

スタッフ 大下