地域の方々の関心が高いのは、やはり「防災」です。
“いざという時にどう対処すればいいのか”をご紹介できるように、協働センターでもさまざまな防災の取り組みを調べています。

11月29日(金)片山中学校で第6地区の防災訓練が行われ、片山中学校・荘山田小学校・至心幼稚園・かしの木 藤三片山店 ウォンツ呉片山店・第6地区・ NTT西日本・呉市(消防局・上下水道局・地域協働課・危機管理課)など、およそ900人が参加されました。

訓練内容は多岐に渡ります。
① 初期消火訓練 ② 煙中訓練 ③ HUG避難所訓練 ④ 避難所設営訓練 ⑤ 給水訓練 ⑥ 衛星電話体験 ⑦ HERASEON 

その他にも天ぷら油火災実験、陸上自衛隊による災害時の支援活動に関する説明や、日本赤十字と危機管理課による講演会もありました。

片山中学校の校長先生は、はじめの挨拶で「防災訓練を通じ、地域の防災について考え、行動できる人に」と話しておられました。

訓練内容にも、その思いが感じられました。
例えば「避難所設営訓練」は、この地域の子どもたちは小学校から中学校までの9年間、防災訓練に参加します。地域の防災訓練から学んだことを活かし、中学3年生は段ボールを使って避難所を設営します。その後グループで意見出しをし、消防署から講評をもらいます。

陸上自衛隊のプログラムは初の試みとのこと。地域全体で防災力を高めるため、防災訓練を通じ様々な体験ができるよう工夫されていました。

スタッフ 岩崎