10月19日土曜日にくれ協働センターで、自分たちの活動に活かせる知識を皆で学び合う講座「にじいろラボ」を実施しました。
 
今回のテーマは「“今日から始める防災”を学ぼう!」でした。
  
プログラムはこちらの3つ。
①ミニ講座『災害は忘れる前にやってくる!』:呉市の災害の歴史について 呉市危機管理課職員より講義
②ハザードマップを開こう!:自宅、勤務先、子どもの学校などをハザードマップで確認
③「ひろしま防災Jプログラム」をやってみよう!:災害が起こった時、どうする?を具体的に考えながら備えにつなげるカードゲーム
 
ミニ講座では、呉市がいかにこれまで災害、特に水害で被害を受けてきたのかについて学びました。
講師の呉市危機管理課の勝宮さんは元々は消防局に勤められていて、阪神淡路大震災の頃も現地に派遣されて救助活動に携わるなどしてきた方です。
「災害は忘れる前にやってくる」ということ、また、過去に比べて災害の規模に対して死者が少なくなっているように見えても「防災の基本は絶対に死者・負傷者を出さないこと、減ったから良い、では絶対にない」ことを改めてそれぞれに考えなければならないということを話していただきました。
 
そして、ハザードマップ。
皆さん、本当にちゃんと家族で見たことはありますか?
今回の参加者の方も、まだ見たことがない方が多くいました。
自宅、勤務先、子どもの学校など、毎日行く場所が危険箇所かどうかを知らなければ、まず避難をすることもできません。
まずは、ハザードマップを。
もしも呉市のマップが修正中などであっても「広島県防災web」で確認が取れることなどを学びました。
 
ひろしま防災Jプログラムでは、様々な場面を想定して「自分ならどうするか」を考え、発表しながら意見を出し合います。
具体的な場面を想定してみると、皆さん、話が持ち上がっていました。
改めて今の備えが十分なのか?を考え直すことができたようでした。
 
ラボにご参加いただいた皆さま、有難うございました!
 
 
今回のプログラム3つ
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①学ぶ・・・呉市の災害の歴史
②知る・・・ハザードマップを確認 または まちあるき
③考える・・・ひろしま防災Jプログラム
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こちらを、呉市市民協働センターで出張講座として実施していきます。
最小実施人数は3名から。
「防災について何かやりたいけど、何から始めたら良いかわからない」という方は、ぜひご相談ください。
 
また詳細は告知します。
 
まずは、自分から。
自分の身近なところから。
 
防災を考えることは、自分と地域を考えることにつながります。
 
ぜひ、できることからはじめましょう!
 
 
【申込・お問い合わせ】
くれ協働センター
tel:0823-25-5602
開館時間:9時〜20時(月曜休館)※日曜、祝日は17時まで
  
 
 
スタッフ 小野